看護師は不規則勤務が多く、シフトをしっかり管理しておく必要がある職業。
さらに、子育てやWワーク、プライベートも追加されると、さらなる綿密なスケジュール管理が必要なことも。
スマホが当たり前なこの時代に、手帳は生き残ることができるのか。
ナースのシフト管理方法
ナース専科調べ(2023年6月22日/有効回答数:764)
6割以上のナースがアプリ等を使用してスマホでシフトやプライベートスケジュールも管理しており、手帳は良さもあるがどんどん減ってきているのが現実のよう。
それぞれにメリットやデメリットがあり、自分に合った管理方法を見つける必要がありそう。
ナースが使いやすいシフト管理方法とは?
アプリなどスマホで管理
誰と共有してる?
看護師用アプリだとメンバー内で共有できるため、使いやすい
とりあえずスマホアプリで同期と勤務の共有はしているが、自分の予定は自宅のカレンダーに書いている。
家族で共有しているのでスマホで管理しています。
スマホのアプリで友人と共有して遊ぶ予定を、立てている。
カレンダーにも連携していて、個人的な予定も勤務と一緒にいれて把握している。
Wワークや掛け持ちアルバイトには必須
掛け持ち勤務なのでブッキングしないようにすぐに確認できるスマホで管理している
私用と仕事(Wワークとアルバイト。カラー別に管理してます。
ダブルブッキングないようにしています。
メリット
スタンプで分かりやすいのと、詳細をコメント欄に記入出来るので便利。予定が変更になっても簡単に変えられて手帳のように消して汚れが残ったりしない。スマホは必ず持っているので管理しやすい
アプリだとスマホですぐ確認ができるのと、荷物を増やしたくないから
前日、勤務を知らせてくれる。
扶養範囲内の為、制限がすぐわかるアプリにしている
デメリット
勤務中はスマホを持てないから勤務途中で勤務変更や予定が変わった時にアプリに入れ忘れがある。
過去に水没させてスケジュール思い出すのに苦労しました。
アプリだけだとなんか不安。間違えてデータ消去してしまった時に、手帳に残っていると安心。
子育て世代にも便利
子供のお迎え等の予定を夫と共有できるようにアプリにシフトを入力し、夫婦でみれるようにしている。
シフト共有できるアプリを使って家族と共有している。家族もシフト勤務なため、お互いの休日が分からないと子どもの休日との兼ね合いや家事その他地域のもろもろの雑用など、回らないので
アプリで管理してます。夫とはアプリの共有機能で、母にはシフト送信機能を使って知らせています。
手帳で管理
手帳は見やすさNo.1
アナログ派、スマホだとみにくい
手帳だと開ければすぐにわかるし、過去を振り返りやすい気がする
自分の勤務以外(旦那の勤務や子供達の予定など)の予定もあるので手帳の方が全体が見られて書き直しもすぐにでき見やすいから
カレンダー派
自宅の部屋のテーブルの上に書き込みできる卓上カレンダーがあるので、全ての予定をそこに書いて、いつも目につくようにしている。
アプリを使ったりしていたけど、他のスケジュールも書き込むので結局手帳と家族もスケジュールがわかる共用のカレンダーに落ち着いた。
家族と共有しやすい
家族がみなシフト制、時間帯バラバラなので見やすくしてる、一目でわかるように
複数の役や委員会を担当している。混乱防止のために家族の予定が書き込めるスケジュール帳に担当別に分けて記入している。
仕事中も堂々と確認できる
仕事中はスマホをもてないが、仕事中も予定の確認するときが多い。会議の予定や提出物。
また、予定をすぐに書き込めるから。
手帳だとナース服のポケットに入るので、いつでも見ることができ、とても便利です。
アナログのメリット
会議の場などにはスマホ持ち歩けないのと、電池に左右されないので
アプリでスケジュール管理していたけれど、通信障害があった時に見られなくなったので、手帳にした。
手帳に書くことで、ある程度は記憶に残る
特に管理していない
固定されて勤務であれば問題なし
月金の平日勤務しかないから
パートなので、曜日、時間が固定で毎回同じなので特に管理する必要がないです。
クリニックなので曜日どおり勤務のため
勤務表のみで十分
勤務表のコピーで済ませている
毎日紙でもらった勤務表を見ているため
勤務表の写真を撮ってるだけ!
その他
併用して管理している
スマホはシフトの把握、手帳は予定を具体的に記入
手帳のカレンダーで1ヶ月全体を見て、アプリでその日の朝予定を時系列で確認する(時間ごとに予定が毎日あるので)。
希望はアプリに入れるけれど、調査したりバランス見たりするのに、手帳のほうがわかりやすいので、常に両方使ってる
手帳とアプリを併用しているのは、アプリのほうが断然便利だが、電子機器の確実性が信用できないから。アナログのバックアップは最強。
イラスト・まえかわしお