エッセイ

転職で年収が60万円アップに成功した、30代看護師のリアルな転職事情

2019/9/14

看護師として働き盛りといえる、30代。それにもかかわらず、職場での年収がほとんどあがらないため、転職を検討している方も多いのではないでしょうか。今回は、現在30代のアラフォーママナースである筆者が、どうやって転職により収入をアップさせたかについて、ギリギリまでご紹介します!

 

30代の看護師が年収アップさせるためのポイント

30代の看護師が年収アップさせたいと考えた時のポイントとして、以下があげられます。

家庭や子育て・・・仕事に集中できる時間はどれくらいあるか

仕事が終わっても職場に残って勉強するなど、自分だけのために時間を使いやすかった20代とは違い、30代になると家庭や子育てなど、自分以外の人のために使わなければいけない時間が増えます。

実際に筆者も保育園児2名がいるため、保育園の送迎や家事、育児などをこなさなくてはならず、もっと仕事を進めたいと思っても帰宅しなければいけない、ということがたびたびあります。そのため、「仕事に集中できる時間がどれだけあるか」は、年収アップにおいて大きなポイントといえます。

看護師+αの資格があるかどうか

専門・認定看護師など、今は看護師の資格にプラスαできる資格がたくさんあります。そしてそういった資格を持っていればいるほど、転職時に高く評価してもらうポイントとなります。

筆者は看護師の資格以外にも、ある疾患についての資格を取得しているため、今の職場ではその疾患を持つ方をメインに受け持ち、仕事をしています。このように、看護師にプラスαできる資格を持っているかどうかというのは、転職においてとても有利に働きます。

今後も働き続けられるかどうか

若かった20代を過ぎ、30代ではプライベートでも様々な変化が起こるとともに、これから先についてゆっくり考える時期でもあります。

人手不足と言われる看護師であっても、35歳を過ぎると受け入れ先は制限されるようになります。家族の転勤などやむを得ない事情もありますが、転職については「自分がやりたい仕事」以外に「今後長く働けるかどうか」もポイントとなってきます。

 

実録!私はこうして年収をアップさせました

ではここで、実際に30代、2人の保育園児のママナースである筆者が、どうやって年収をアップさせたのかを、ギリギリまでご紹介したいと思います!

転職時、採用してもらうために行った「準備」

転職先の候補をいくつか絞り、転職活動を進めていく中で、どうしても採用されたいと感じた職場がありました。その職場は前職に比べ、年収が60万以上確実にアップする職場だったためです。その職場で採用してもらうために、私は事前に「準備」を始めました。

採用先の分野の有料セミナーに参加したり、インターネット上の講義を受講したりして、修了証書を面接日に持参するなど、「ここまで準備しているので、ぜひ採用してください!」とアピールしました。結果から言うと、その職場に無事採用していただけました。

良い条件の職場は、必然的に応募も多く、それだけ競争率も高くなります。そのため、より年収が高い職場に採用してもらうためには、事前にこういった準備をしておくということも大切だと思います。

家族へ協力を求め、「仕事だけに集中できる日」を作った

先ほどポイントにあげたように、たとえ家庭や子育てがあったとしても、「仕事だけに集中できる日があるかどうか」は、年収をアップさせる上でとても重要だと考えます。筆者は家族に協力を依頼し、週に1日は「仕事だけに集中できる日」を作っています。

その日は子供を家族に任せ、早朝に家を出てまっすぐ職場へ向かい、1週間分のたまった仕事を一気に片付けます。また、仕事終わりには他の日になかなか行けない、同僚との食事会などを行うことで、同僚とのコミュニケーションを積極的にとるようにしています。

今の職場は、年収も前職より高く、比較的子育てに対して理解はあるのですが、職員数そのものが少ないため、子育てだけを理由にして仕事を軽減してもらうわけにはいきません。そのような職場で採用してもらい、きちんと働くには、「職場の事情に合わせる努力」も必要かと考えます。

将来的に「より年収をアップさせられる」環境の場所を選んだ

筆者の職場には、「インセンティブ」があります。現在はまだ子供が小さく、インセンティブを多く稼げない状況なのですが、子供たちが大きくなり、仕事ができる時間が長くなれば、こういったインセンティブでより年収をアップさせたいと考えています。

たとえインセンティブがなくても、昇給率が高い、残業代がきちんとつくというのも、年収をアップさせる条件といえます。こういった条件がそろっている職場を選ぶというのも、転職をアップさせる方法のひとつだと思います。

 

年収は、看護師としての自分を評価してくれるひとつのツール

看護師に限らず、だれでもお金だけのために働いているというわけではないと思います。そうはいっても、自分が頑張っているのに、年収という形で評価されないのはとても辛いことでもあります。

年収は、自分を評価してくれるひとつのツールです。「いくら頑張っても年収が上がらない」という30代看護師さんは、転職というのも、選択肢のひとつだと思います!

 

この記事を書いたのは

山村 真子

看護師として働きながら、ライターの仕事もしている、アラフォーママナース。看護系以外にも、育児や病気、介護など幅広い分野の執筆を行っています。時短勤務中だが、毎日定時に帰れるはずもなく、保育園の送迎はいつもギリギリなのが最近の悩み。

イラスト・ミキ

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