• 公開日: 2018/9/29
  • 更新日: 2018/12/13

患者さんの背景は関係ない!そうベテランナースが考える理由

患者さんの職業が看護師だと、思わず構えてしまうことはありませんか?
今回は、ベテランナースである、なみ さんからいただいたエピソードをご紹介します。

 

どんな背景であっても、ただの「患者さん」

誰でもそうだと思うのですが、「患者さんが看護師」だと構えてしまう事がありますよね。

私もそうでした。

でも、何人もの「看護師の患者さん」を担当するうちに、看護師という背景を持った”ただの患者さん”である事が分かり、構えずに関る事が出来るようになりました。

こちらが構えることで、患者さんも構えてしまう

あの患者さんは、看護師だから…とこちらが構える事で、患者さんが”患者”としてではなく”看護師”として入院生活を送らなければならないとしたら、その患者さんにとってはとても大変なこと。

何度も経験を積むうちに、対どんな患者さんであっても、その人が「患者としての辛さや悩みをキチンと表出できる」ような看護をすることが大切である事が、よくわかるようになりました。

 

後輩の指導をしていると、「なぜわからないのだろう」と思ってしまうこともあります。
でも、「経験を積むことでわかることもある」。経験を積むということの”大きさ”を改めて教えていただけた、なみさんのエピソードでした。

●執筆● なみ  さん
あなたのストーリーも教えてください!「ナースのちょっとイイ話」でご紹介させていただきます。 ご参加は こちら から。

関連記事

看護知識

ナース専科で看護知識を”学ぶ”記事ランキング