過去13年分の看護師国家試験の問題から分野別に10問をピックアップして出題!
今回の出題分野は…
加齢に伴う身体変化とは?褥瘡発生時の処置も復習!
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それではさっそく問題を解いていきましょう!
第1問
Aさん(79歳、男性)は、脳卒中の後遺症のため10年以上ほぼ寝たきりで過ごし、妻が介護している。今回、仙骨部の褥瘡が悪化して入院した。Aさんは、妻(75歳)と2人で暮らしており、息子が1人いる。Aさんの褥瘡は、3週間の治療で改善し、現在、5cm×8cmで皮下組織までの損傷である。滲出液は中等量、感染徴候はなく良性肉芽が創面の50%以上を占めている。壊死組織やポケットは観察されない。創面の洗浄に適切なのはどれか。
第2問
Aさん(79歳、男性)は、脳卒中の後遺症のため10年以上ほぼ寝たきりで過ごし、妻が介護している。今回、仙骨部の褥瘡が悪化して入院した。Aさんは、妻(75歳)と2人で暮らしており、息子が1人いる。Aさんは自宅に退院する予定である。看護師は、Aさんの退院に向け、家族の介護力の評価のために情報収集を行うことにした。情報収集で最も重要なのはどれか。
第3問
Aさん(79歳、男性)は、脳卒中の後遺症のため10年以上ほぼ寝たきりで過ごし、妻が介護している。今回、仙骨部の褥瘡が悪化して入院した。Aさんは、妻(75歳)と2人で暮らしており、息子が1人いる。Aさんの褥瘡は順調に改善し、退院日が決まった。妻は毎日病院に面会に来て、長時間付き添っているため、疲れている様子がみられる。Aさんの妻への指導で最も適切なのはどれか。
第4問
加齢に伴うエストロゲンの減少が発症に関連している疾患はどれか。2つ選べ。
第5問
Aさん(78歳、男性)は、1人で暮らしている。県外にいる娘が月に2、3回来て、世話をしている。Aさんが半年前に比べて食欲が低下し痩せてきて、平日に毎日通っていた老人福祉センターも行かなくなって心配だと、娘から地域包括支援センターに相談があった。Aさんは半年前の健康診査では高血圧以外には異常は指摘されていない。地域包括支援センターの看護師がAさんについてまず収集する情報として適切なのはどれか。
第6問
Aさん(78歳、男性)は、1人で暮らしている。県外にいる娘が月に2、3回来て、世話をしている。Aさんが半年前に比べて食欲が低下し痩せてきて、平日に毎日通っていた老人福祉センターも行かなくなって心配だと、娘から地域包括支援センターに相談があった。Aさんは半年前の健康診査では高血圧以外には異常は指摘されていない。Aさんは要介護認定を申請し、要支援2の認定を受けた。Aさんの娘は「父は買い物に行くのを面倒に感じています」と看護師に話した。Aさんへの支援として最も適切なのはどれか。
第7問
Aさん(78歳、男性)は、1人で暮らしている。県外にいる娘が月に2、3回来て、世話をしている。Aさんが半年前に比べて食欲が低下し痩せてきて、平日に毎日通っていた老人福祉センターも行かなくなって心配だと、娘から地域包括支援センターに相談があった。Aさんは半年前の健康診査では高血圧以外には異常は指摘されていない。Aさんは要介護認定を申請し、要支援2の認定を受けた。Aさんの娘は「父は買い物に行くのを面倒に感じています」と看護師に話した。Aさんは、食欲が回復し元気になってきたと話した。今後のAさんの運動機能の維持・向上のための支援で最も適切なのはどれか。
第8問
流動性知能はどれか。
第9問
Aさん(66歳、男性)は、尿管結石症で入院し、鎮痛薬の投与と点滴静脈内注射による持続輸液が開始された。日常生活は自立している。輸液開始の1時間後、Aさんの病室で大きな音がしたので看護師が駆けつけると、Aさんはベッドサイドに座り込んでいた。「トイレに行こうとベッドから立ち上がろうとして、点滴のスタンドをつかんだら滑った」と話した。転倒後の診察の結果に異常はなかった。Aさんが再び転倒しないための対応で最も適切なのはどれか。
第10問
Aさん(88歳、女性)は、中等度の認知症である。介護老人保健施設の短期入所<ショートステイ>を利用している。Aさんに入浴を勧めるとAさんは「風呂なんて嫌だ」と強い口調で言い、理由を聞いても話さない。このときの看護師の対応で最も適切なのはどれか。
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