「ラウンジ☆セレクト」は「ラウンジ」で盛り上がった話題と、そこに寄せられたみなさんのご意見を紹介しています。
今年、看護師2年目になった男性看護師です。
奨学金の関係で療養型の病棟で働いていますが、年齢層が高く自分と価値感が違う人がとても多くいます。幸いプリセプターさんとはうまくいってますが、50~60歳の方とは全然うまくいきません。
あいさつしても無視されたり、カルテを記入してるのに座ってると勘違いされていきなり怒鳴られたり、意見はなにも聞いてもらえず、仕事やるのにもかなり萎縮してしまっています。指導の度合いがいきすぎているようにも思えます。
師長に相談もしましたが、自分がさぼってるように見られないような態度をとりなさいと言われました。正直ショックでした。
理不尽な指導の原因は…?
■「男性看護師」だから?
男性看護師は、珍しくもなんともなくなった。ただし、若い男性看護師は珍しいので、ちょっとかまってみたくもある。職場の同僚の方も、珍しいのは「男性だから」ではなく、「若い職員」というだけだと思いますよ。
今まで男性看護師と仕事をしたことがない世代は、気持ちの抵抗感が強いのでしょうね。
■実はあなたの態度に問題があるかも…?
視力・聴力・体力の落ちた中高年の同僚の方々にはっきりと分かるように、元気な挨拶をすることから始めませんか?下を向いてはいけません。元気が無いように見えます。覇気が無いように見せてはいけません。付け込まれます。
ご自分が気づいていないだけで、実は中高年の方々がそのような態度を取ってしまうような態度をご自分がしているということもあります。下を向いて元気の無いように見えるとか。
■「価値観が合わない」のは仕方ない
価値観の違う人がいるというのは辛い、というのは分かります。ですが、それは自分の価値観を広げてくれるきっかけを作ってくれる人がいる、という風に考えを変えれば、ものすごい勉強をさせてくれる人だという見方もできます。
どの職場でも同世代でも嫌な奴ってのは存在すると思います。文句を言った所で相手は変わりません。嫌だなぁ、とストレスを溜めるのでなく、まずはこちらから変わってみるのはどうですか。
いっそのこと、その職場では老齢期を実地で学ぶ、と位置づけて、Nsというより仕事の対象相手として観察し、いかに対応するかと考えていったら、ストレスも減るかも知れませんね。
■時には割り切りも必要です
どこにでも言いがかりつけてくるオバチャンいるよ。気にせずきっちり自分の仕事をこなすこと。分かってくれる人もいるでしょ?
カルテを見ていようがいまいが、座っているだけで怒鳴る人間に何を言っても無駄です。何か言われてもおばさんがお経を唱えていると思って流しましょう。
言われたことをよく考えてみて、自分が間違っていないことは聞き流す。必要な事だけを一つずつ吸収しながらいくと、そのうち周囲が認め始めると思います。
とにかく平常心、そして笑顔、無駄な事は話さない。返ってこなくても挨拶は続ける。…修行ですね。どうしても気に入られたいなら餌付けはどうですか?
関連トピック:「
年齢差がありなかなかうまくいきません
」
イラスト・なしま