• 公開日: 2019/8/21
  • 更新日: 2019/10/15

履歴書で好印象!受かる看護師の「志望動機」「自己PR」を徹底解説!

転職するには好印象の履歴書を書くことが、ファーストステップになることは間違いありません。 なかでも、志望動機を上手く書けるかどうかは大きなカギになるといえます。NG例から面接につながりやすい志望動機や自己PRの書き方について紹介していきます。

 

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履歴書の志望動機や自己PRでありがちなNG例

ただ空白を埋めるだけでは、次のステップにつながりにくい履歴書。学歴や職歴は変えることはできませんが、志望動機や自己PRは自分次第でいいものにも悪いものにもなり得ます。まずは、意外と多いNG例をみてみましょう。

正直すぎる志望動機

誰にとっても職場の待遇面は大事な側面ですが、それを前面に出し過ぎるのはNGです。

実際に転職先を選ぶとき、転職先の待遇面は必ず確認すると思います。自分の置かれている状況によっては、待遇面が志望動機の大部分を占めることもあるでしょう。しかし、「家から近い」「給料が良いから」「休日が多いから」など正直にすぎる動機は、仕事に対する意欲が薄いと誤解されてしまう恐れがあります。うそを書いてはいけませんが、看護師の仕事に対する意欲を見せることで、好印象を残すようにできるとベストです。

新人のような志望動機や自己PR

中途採用の看護師は即戦力が期待されているケースが多いです。それなのに、新人看護師のように「勉強させてほしい」「学びたい」という気持ちばかりを前面に出すのもNGです。履歴書は謙虚である必要はありません。自分が働くことでどのように貢献できるのかということは、しっかりとアピールしていくべきです。

 

うまくいく履歴書の志望動機の書き方

担当者の目に留まるような履歴書を作成するには、どのように書き進めていけばよいか、ステップに分けて考えてみます。

STEP1:転職先のホームページを徹底調査

いくつかの転職先に履歴書を提出する場合、どこに提出する履歴書も同じもの…では印象深い履歴書にはなりません。やはり履歴書の志望動機や自己PRは提出先によって変えるのがベストです。

そこで一番初めに行うのは、履歴書提出先の調査です。今は、多くの病院や施設、クリニックがホームページをもっているので、特に病院の理念や概要には必ず目を通すようにしましょう。実際に足を運んでみたり、見学を申し出るのもいいと思います。そうすることで、働いたときのイメージがつきやすくなるので、志望動機が書きやすくなるはずです。

調べた理念や看護方針などを元に、志望動機を書きます。「貴院の理念に共感した」というありきたりの言葉だけでは、好印象を与えるのは難しいでしょう。自分の志望動機に相手側の理念を絡ませることが大切です。そうすることで、「この人ならうちの理念に似たような考えをしているので、貢献してもらえそうだ」という印象を与えることができます。

STEP2:相手が求めている看護師を想像

実際に志望動機を書く前に、もう1つしておくとよいことが、相手の立場になって考えてみることです。転職先の規模や診療科だけでなく、実際の求人情報について再度細かく目を通してみてください。どのような看護師を求めているのか想像してみるのです。

経験が少なく、他で通用するのかな?と不安に感じている人もいると思います。ですが、一度自分が採用する側になってと考えてみてください。「外科についてはあまり知らないが…」と自信がない人と、「身につけた知識やスキルを存分に活かして…」と前向きな人ではどちらを採用したいと思うでしょうか?

志望動機や自己PRでは自分を表現すると同時に、採用する側の立場を想像して冷静に判断することも大切です。

STEP3:読みやすい字で丁寧に

どれだけ良い文章を作っても、読んでもらえなければ意味がありません。乱雑に感じる履歴書は読まないで終わる可能性があります。自分の字で書く場合、パソコンで作る場合もいずれも「読みやすいもの」「見やすいもの」に仕上げることが大前提です。

誤字脱字も同様です。ミスをしやすい人、確認のできない人という印象を与えかねませんので、間違いのないように何度も読み直しましょう。

インターネットには、さまざまな志望動機や自己PRの例文がでています。参考にするのは問題ありませんが、絶対にコピーはいけません。時間をかけて作った履歴書には、その思いが込められていて、それがきっちり伝わるものだと考えると、少々の時間は惜しくないのではないでしょうか。

STEP4:完成した履歴書はコピーしておく

履歴書ができあがり、提出する前には履歴書のコピーを取っておきましょう。自分用にコピーをしておくと、面接に呼ばれたときに、履歴書全体を読み返すことができます。

履歴書を提出してから面接まで時間が経過したり、複数の病院や施設に履歴書を提出したりする場合、どのような内容を書いたか全てを思い出すことは難しいときがあります。念のために提出する履歴書のコピーをしておくと、いざ面接に呼ばれても慌てることがありませんよ。

 

履歴書で半分が決まる

採用する側は多くの応募者のなかから面接をしたい人を選びます。そのときにはじめに目にするのが履歴書です。志望動機や自己PRについては、書き方次第で大きく印象を変えることができます。いかに、他人と差をつけて、印象に残る文章を考えられるかが面接につなげるポイントです。履歴書作りには手間がかかりますが、手間をかけるだけ、自分の熱い思いが伝わるということを信じて、丁寧な履歴書を作ってみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いたのは

mathy

日本でナースとして働き、長年の夢であったオーストラリア移住を夫婦で果たしました。オーストラリアで3人の子供を出産し、今はライターとして、健康記事や美容記事を中心に執筆活動しています。

イラスト・k.nakano

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