2018年2月4日に国試対策アプリで実施した一斉模試の問題を公開します!
当日受験できなかった人もぜひ実力チェックに挑戦してみてください。
当日受験できなかった人もぜひ実力チェックに挑戦してみてください。
【苦手克服】健康支援と社会保障制度 20問
問題1
人口の高齢化に関連した指標の説明で正しいのはどれか。
1.60歳以上の人口割合を高齢化率という2.老年人口が35%を超えると超高齢社会である
3.高齢化社会から超高齢社会への所要期間を倍加年数という
4.生産年齢人口に対する老年人口の比を老年人口指数という
【解答】
4
【解説】
1.(×)65歳以上の人口割合を高齢化率という。
2.(×)超高齢社会とは、65歳以上の高齢者が占める割合(高齢化率)が21%を超えた社会のことである。
3.(×)倍加年数とは、高齢化率が7%を超えてからその倍の14%に達するまで の所要年数のことである。
4.(○)生産年齢人口に対する老年人口の比を老年人口指数という。
1.(×)65歳以上の人口割合を高齢化率という。
2.(×)超高齢社会とは、65歳以上の高齢者が占める割合(高齢化率)が21%を超えた社会のことである。
3.(×)倍加年数とは、高齢化率が7%を超えてからその倍の14%に達するまで の所要年数のことである。
4.(○)生産年齢人口に対する老年人口の比を老年人口指数という。
問題2
平成27年度の雇用均等基本調査における男性の育児休業取得率はどれか。
1.2.65%2.5.65%
3.10.65%
4.20.65%
【解答】
1
【解説】
1.(○)平成27年度の育児休業取得率は、2.65%である。女性の81.5%と比べると、男性の育児休業取得率は依然として低い。
1.(○)平成27年度の育児休業取得率は、2.65%である。女性の81.5%と比べると、男性の育児休業取得率は依然として低い。
問題3
外来で患者の血液が付着したガーゼを処理する取り扱いで正しいのはどれか。
1.産業廃棄物2.一般廃棄物
3.感染性産業廃棄物
4.感染性一般廃棄物
【解答】
4
【解説】
1.(×)
2.(×)
3.(×)
4.(○)感染性廃棄物とは、病院、診療所などから排出される、感染性病原体が含まれる(または含まれるおそれのある)ガーゼ、ティッシュペーパーなどの一般廃棄物をさす。
1.(×)
2.(×)
3.(×)
4.(○)感染性廃棄物とは、病院、診療所などから排出される、感染性病原体が含まれる(または含まれるおそれのある)ガーゼ、ティッシュペーパーなどの一般廃棄物をさす。
問題4
食事摂取基準に耐容上限量が示されているビタミンはどれか。2つ選べ。
1.ビタミンA2.ビタミンB1
3.ビタミンB2
4.ビタミンC
5.ビタミンD
【解答】
1
【解説】
ヒトでの過剰摂取による健康障害発生の報告を参考に、ビタミンA、DおよびEについて耐用上限量が設定された。
ヒトでの過剰摂取による健康障害発生の報告を参考に、ビタミンA、DおよびEについて耐用上限量が設定された。
問題5
ノーマライゼーションの考え方に含まれないのはどれか。
1.社会的自立の促進2.安全な暮らしの確保
3.障害者の施設への入所
4.バリアフリー化の促進
【解答】
3
【解説】
ノーマライゼーションとは、心身にハンディキャップがあっても、一般の人と隔離されるのではなく、一般の人の中で人とのつながりを重視して生活することを目指した考え方である。
ノーマライゼーションとは、心身にハンディキャップがあっても、一般の人と隔離されるのではなく、一般の人の中で人とのつながりを重視して生活することを目指した考え方である。
問題6
社会保険と根拠となる法律の組み合わせで正しいのはどれか。
1.医療保険-健康保険法2.年金保険-老人福祉法
3.雇用保険-雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律
4.労働者災害保障保険-労働基準法
【解答】
1
【解説】
1.(○)医療保険の根拠は健康保険法である。
2.(×)年金保険の根拠は国民年金法である。
3.(×)雇用保険の根拠は雇用保険法である。
4.(×)労働災害保障保険は労働災害保障法による。
1.(○)医療保険の根拠は健康保険法である。
2.(×)年金保険の根拠は国民年金法である。
3.(×)雇用保険の根拠は雇用保険法である。
4.(×)労働災害保障保険は労働災害保障法による。
問題7
公的年金制度について正しいのはどれか。
1.学生は申請によって納付 が免除される。2.生活保護を受けると支給が停止される。
3.保険料が主要財源である。
4.任意加入である。
5.積立方式である。
【解答】
3
【解説】
1.(×)学生は、申請により在学中の保険料の納付が猶予される。
2.(×)生活保護を受けても支給は停止されない。
3.(○)
4.(×)公的年金制度では日本国内に住所のあるすべての人が加入を義務づけられている。
5.(×)我が国の公的年金制度は、賦課方式(世代間扶養)を基本として運営されている。
1.(×)学生は、申請により在学中の保険料の納付が猶予される。
2.(×)生活保護を受けても支給は停止されない。
3.(○)
4.(×)公的年金制度では日本国内に住所のあるすべての人が加入を義務づけられている。
5.(×)我が国の公的年金制度は、賦課方式(世代間扶養)を基本として運営されている。
問題8
平成27年度「生活保護の被保護者調査」における生活保護開始の理由で最も多いのはどれか。
1.傷病2.要介護状態
3.働きによる収入の減少
4.貯金等の減少
【解答】
4
【解説】
1.(×) 傷病によるものは、生活保護開始の理由の25.2%を占めている。
2.(×) 要介護状態によるものは、生活保護開始の理由の0.7%を占めている。
3.(×) 働きによる収入減は、生活保護開始の理由の21.5%を占めている。
4.(○)貯金等の減少は、生活保護開始の理由の34.1%を占めている。
平成27年 生活保護の被保護者調査より
1.(×) 傷病によるものは、生活保護開始の理由の25.2%を占めている。
2.(×) 要介護状態によるものは、生活保護開始の理由の0.7%を占めている。
3.(×) 働きによる収入減は、生活保護開始の理由の21.5%を占めている。
4.(○)貯金等の減少は、生活保護開始の理由の34.1%を占めている。
平成27年 生活保護の被保護者調査より
問題9
障害者基本法で正しいのはどれか。
1.目的は障害者の保護である2.障害者の日が規定されている
3.身体障害と知的障害の2つが対象である
4.公共的施設のバリアフリー化の計画的推進を図ることとされている
【解答】
4
【解説】
1.(×)障害者の自立及び社会参加の支援を目的とする。
2.(×)「障害者の日」は、国連第30回総会における「障害者の権利宣言」がもとになって制定された。
3.(×)身体障害、知的障害の他に精神障害を含む。
4.(○)公共的施設のバリアフリー化の計画的推進を図るとされている。
1.(×)障害者の自立及び社会参加の支援を目的とする。
2.(×)「障害者の日」は、国連第30回総会における「障害者の権利宣言」がもとになって制定された。
3.(×)身体障害、知的障害の他に精神障害を含む。
4.(○)公共的施設のバリアフリー化の計画的推進を図るとされている。
問題10
スクリーニング検査で特異度を高くした場合に正しいのはどれか。
1.偽陽性率は高くなる。2.偽陽性率は低くなる。
3.偽陰性率は高くなる。
4.偽陰性率は低くなる。
【解答】
2
【解説】
検査の「特異性」とは、その検査がどれくらい正確に非有病者を見分けられるかを示す指標となる。検査の特異度を高くすると偽陽性率は低くなる。
検査の「特異性」とは、その検査がどれくらい正確に非有病者を見分けられるかを示す指標となる。検査の特異度を高くすると偽陽性率は低くなる。
問題11
予防接種法で1回のみの接種とされているのはどれか。
1.BCG2.ポリオ
3.DPT-IPV混合ワクチン
4.麻疹風疹混合(MR)
【解答】
1
【解説】
1.(○)BCGは1回である。
2.(×)ポリオはこれまで2回(経口摂取)であったが2012年9月から不活化ワクチン4回皮下注射接種に変更になった。
3.(×) D:ジフテリア、P:百日咳、T:破傷風、IPV:不活化ポリオを表す。IPVは2012年9月1日から、DPT-IPV混合ワクチンは2012年11月1日から定期接種に導入された。回数は4回接種だが、OPV(生ポリオワクチン)を1回接種している場合は、IPVをあと3回接種することになっている。
4.(×)麻疹風疹混合(MR)は1期:1回、2期:1回の計2回である。
1.(○)BCGは1回である。
2.(×)ポリオはこれまで2回(経口摂取)であったが2012年9月から不活化ワクチン4回皮下注射接種に変更になった。
3.(×) D:ジフテリア、P:百日咳、T:破傷風、IPV:不活化ポリオを表す。IPVは2012年9月1日から、DPT-IPV混合ワクチンは2012年11月1日から定期接種に導入された。回数は4回接種だが、OPV(生ポリオワクチン)を1回接種している場合は、IPVをあと3回接種することになっている。
4.(×)麻疹風疹混合(MR)は1期:1回、2期:1回の計2回である。
問題12
環境要因と健康への影響の組合せで正しいのはどれか。
1.高温―難聴2.ヒ素―イタイイタイ病
3.オゾンホール―赤外線障害
4.光化学オキシダント―粘膜刺激
【解答】
4
【解説】
1(×)高温環境下では熱中症などが生じる。難聴は騒音環境下で生じる。
2(×)イタイイタイ病はカドミウムによる健康障害である。
3(×)オゾンホールによって紫外線障害が生じる。
4(○)光化学オキシダントは、一般的に光化学スモックと呼ばれているものであり、眼やのどの粘膜障害が生じる。
1(×)高温環境下では熱中症などが生じる。難聴は騒音環境下で生じる。
2(×)イタイイタイ病はカドミウムによる健康障害である。
3(×)オゾンホールによって紫外線障害が生じる。
4(○)光化学オキシダントは、一般的に光化学スモックと呼ばれているものであり、眼やのどの粘膜障害が生じる。
問題13
地域子育て支援センターの整備を掲げたのはどれか。
1.児童福祉法2.新エンゼルプラン
3.次世代育成支援対策推進法
4.児童虐待の防止等に関する法律
【解答】
2
【解説】
地域子育て支援センターの整備を掲げたのは、新エンゼルプラン
地域子育て支援センターの整備を掲げたのは、新エンゼルプラン
問題14
特定健康診査について正しいのはどれか。2つ選べ。
1.医療保険者が実施する。2.がんのスクリーニングを目的としている。
3.対象は35~74歳の医療保険加入者である。
4.検査項目にHDLコレステロールが含まれる。
5.受診者全員に特定保健指導が行われる。
【解答】
1
【解説】
1.(○)医療保険者が実施する。
2.(×)目的は生活習慣病の有病者・予備群を減少させることである。
3.(×)対象は40歳以上75歳未満である。
4.(○)脂質検査の項目では、中性脂肪とHDLコレステロールが含まれる。
5.(×)対象者をリスクに応じて階層化し、指導を行う。指導を必要としない人もいる。
1.(○)医療保険者が実施する。
2.(×)目的は生活習慣病の有病者・予備群を減少させることである。
3.(×)対象は40歳以上75歳未満である。
4.(○)脂質検査の項目では、中性脂肪とHDLコレステロールが含まれる。
5.(×)対象者をリスクに応じて階層化し、指導を行う。指導を必要としない人もいる。
問題15
がん対策基本法で定められているのはどれか。
1.受動喫煙のない職場を実現する。2.がんによる死亡者の減少を目標とする。
3.都道府県がん対策推進計画を策定する。
4.がんと診断されたときからの緩和ケアを推進する。
【解答】
3
【解説】
1.(×)がん対策基本法に基づく「がん対策推進基本計画」で述べられている。
2.(×)がん対策基本法に基づく「がん対策推進基本計画」で述べられている。
3.(○)がん対策基本法で述べられている。
4.(×)がん対策基本法に基づく「がん対策推進基本計画」で述べられている。
1.(×)がん対策基本法に基づく「がん対策推進基本計画」で述べられている。
2.(×)がん対策基本法に基づく「がん対策推進基本計画」で述べられている。
3.(○)がん対策基本法で述べられている。
4.(×)がん対策基本法に基づく「がん対策推進基本計画」で述べられている。
問題16
労働安全衛生法に規定されているのはどれか。
1.休憩時間2.健康診断
3.生理休暇
4.15歳未満者の労働
【解答】
2
【解説】
1.(×)労働基準法
2.(○)労働安全衛生法。なお労働安全衛生法とは、業務内容の変化に即した健康障害防止対策の展開と快適な職場環境の形成を目指して制定されている。
3.(×)労働基準法
4.(×)労働基準法
1.(×)労働基準法
2.(○)労働安全衛生法。なお労働安全衛生法とは、業務内容の変化に即した健康障害防止対策の展開と快適な職場環境の形成を目指して制定されている。
3.(×)労働基準法
4.(×)労働基準法
問題17
保健師助産師看護師法に基づくのはどれか。
1.業務停止2.債務不履行
3.損害賠償責任
4.業務上過失致死傷罪
【解答】
1
【解説】
1.(○)「業務停止」については保健師助産師看護師法第14条に「保健師、助産師若しくは看護師が第9条各号のいずれかに該当するに至ったとき、又は保健師、助産師、看護師としての品位を損するような行為のあったときは、厚生労働大臣はその免許を取り消し、又は期間を定めてその業務の停止を命ずることができる」とある。
2.3.(×)民法に基づく。
4.(×)刑法に基づく。
1.(○)「業務停止」については保健師助産師看護師法第14条に「保健師、助産師若しくは看護師が第9条各号のいずれかに該当するに至ったとき、又は保健師、助産師、看護師としての品位を損するような行為のあったときは、厚生労働大臣はその免許を取り消し、又は期間を定めてその業務の停止を命ずることができる」とある。
2.3.(×)民法に基づく。
4.(×)刑法に基づく。
問題18
特定機能病院で正しいのはどれか。
1.地域の医療従事者の資質向上のための研修を行う能力を有する。2.高度の医療技術の開発および評価を行う能力を有する
3.300人以上の患者を入院させるための施設を有する。
4.都道府県知事の承認を得て設立される。
【解答】
2
【解説】
1.(×)地域医療支援病院の説明である。
2.(○)大学病院のほか、国立がんセンター・国立循環器病センターなどが該当する。
3.(×)400床以上の病床を有することが基準とされる。
4.(×)厚生労働省の承認を得て設立される。
1.(×)地域医療支援病院の説明である。
2.(○)大学病院のほか、国立がんセンター・国立循環器病センターなどが該当する。
3.(×)400床以上の病床を有することが基準とされる。
4.(×)厚生労働省の承認を得て設立される。
問題19
労働基準法において就業中の妊産婦から請求がなくても使用者が処遇すべきなのはどれか。
1.産前6週間の就業禁止2.産後6週間の就業禁止
3.深夜業の就業禁止
4.育児時間の確保
【解答】
2
【解説】
1.(×)産前休業は妊婦からの請求が必要である。
2.(○)産後の休業は使用者に義務付けられている。通常は6週間でなく8週間。
3.(×)深夜業の就業禁止は妊婦からの請求が必要である。
4.(×)育児時間については産婦の請求が必要である。
1.(×)産前休業は妊婦からの請求が必要である。
2.(○)産後の休業は使用者に義務付けられている。通常は6週間でなく8週間。
3.(×)深夜業の就業禁止は妊婦からの請求が必要である。
4.(×)育児時間については産婦の請求が必要である。
問題20
育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律<育児・介護休業法>で定められているのはどれか。
1.妊産婦が請求した場合の深夜業の禁止2.産後8週間を経過しない女性の就業禁止
3.生後満1年に達しない生児を育てる女性の育児時間中のその女性の使用禁止
4.小学校就学の始期に達するまでの子を養育する労働者が請求した場合の時間外労働の制限
【解答】
4
【解説】
1(×)労働基準法で定められている。
2(×)労働基準法で定められている。
3(×)生後満1年に達しない生児を育てる女性の育児時間については、労働基準法で定められている。が、禁止はされていない。
4(○)育児・介護休業法で定められている。
1(×)労働基準法で定められている。
2(×)労働基準法で定められている。
3(×)生後満1年に達しない生児を育てる女性の育児時間については、労働基準法で定められている。が、禁止はされていない。
4(○)育児・介護休業法で定められている。
お疲れ様でした!