コラム
  • 公開日: 2018/8/15
  • 更新日: 2019/9/12

【連載】ナースの転職知恵袋

もうすぐ十数万人の看護師が消える!?リストラ候補になりそうな3つの特徴

『ナースの働き方白書』とは、ナース専科を運営する(株)エス・エム・エスキャリア提供の 転職支援サービス「ナース人材バンク」より、はたらくに関する役立ち情報をお届けするコンテンツです♪

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病院看護師が余る時代がやってくる…!? そんな時代はこないよ!実際、人手不足だし!そう思っている方も多いかもしれません。

ですが、そう遠くない未来これが現実になるかもしれないのです。いったい何が起きてるの!?リストラされるかもって本当!?ことの真相に迫ります。

 

いったい何が起きてるの?

診療報酬の見直しで、政府は2025年に向け医療構造を大改革することを発表しています。 7:1病床を減らし、その分急性期を脱した患者を受け入れる病院を増やしたり、在宅医療を強化するというものです。

今後、7:1病床が削減されれば、病院勤務の看護師は不足するどころか余る可能性があり、 実に10数万人もの病院看護師がリストラされるかもしれないという見方もあるようです。

「もしかして私もリストラ対象…?」と不安な方へ、ここでは「リストラされやすい看護師の3つの特徴」を解説。病院看護師として生き残るためのヒントも、併せてお伝えします!

 

リストラされやすい看護師3つの特徴

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知識・技術が浅い

かつては、7:1病床を維持するための人数合わせとして、「どんな看護師でも欲しい」と、経験に乏しく、知識や技術が浅い看護師を雇う病院が少なくありませんでした。 しかし7:1病床が減り、看護師が余る可能性がある今後は、もう人数合わせをする必要はありません。

わざわざ知識や技術が浅い看護師を雇う病院は減り、人件費を抑えるためにも、知識が豊富でスキルも高い少数精鋭ナースを雇いたがる病院が増えるでしょう。 看護師として生き残りたいなら、高度な治療や充実した教育を行う事業所で、プロフェッショナルとしての腕を磨くことをお薦めします。

勤務制限がある

「夜勤ができない」「土日は休みたい」「子供の体調不良で突然休む可能性がある」など、勤務制限がある看護師は、時間や曜日を問わず働ける人を求める病院からすれば、やや不都合と言えるかもしれません。 夜勤ができない看護師を敬遠する病院は今も少なくありませんが、看護師の必要数が減る時代が来れば、勤務制限がある看護師のニーズはいっそう低くなるでしょう。

育児中で夜勤ができない場合は、子供の預け先を確保して夜勤ができるようにしたり、土日のどちらかだけでも働くなど、なるべく制限なく働くための努力が、生き残るためには必要になるかもしれません。

向上心がない

スキルが高く、勤務制限もない、病院にとってより多くの利益をもたらす看護師。 これが、今後病院から求められ、生き残れる看護師だと考えられます。

「私は現状維持で良い」と、向上心を持たず漠然と仕事をしている人ほど、生き残り競争に負け、淘汰される可能性が高いです。患者が病院に、より良い医療技術やサービスを求める今、患者のニーズに合わせて、看護師も自分を成長させていく必要があります。

ここまで見てきたような、積極的な自己学習や働き方の見直しに加えて、より良いサービスのために接遇を強化するなど、常に向上し続けられる人が、将来看護師として生き残ることができるでしょう。

 

生き残るカギは「転職」と「自己の成長」

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「思い当たる節がある…」と思った方も、大丈夫。

将来に備えてスキルを磨きたい方は、教育が充実している病院への転職を考えてみてはいかがでしょうか? 24時間託児所を完備している病院なら、育児中の方でも夜勤に入りやすいでしょう。 看護師としてもっと向上したい方は、認定看護師が多いなど、意識が高い職場への転職をお薦めします。

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