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私は、とてもプライドが高いです。その為、人から言われる自分のマイナスな評価を受けるのが怖いです。
素直に分からないことを伝えていかなければならないのですが、それが出来なくて困っています。患者さんに良い看護を提供していくためにも自分のプライドが高いところを改善し素直になりたいと思っているのですが、どのようなことを心がけていけば良いでしょうか?
「プライド」にまつわるアレコレ
■「プライドが高い」ってこういうこと?
ある意味自己肯定感が低いとも言えるでしょうか…?自分が出来ないところを相手に知られたくない…というか、出来ない・解らないところを知られるのが怖いんでしょうね。
プライド≠自己防衛の為の自尊感情ですね。安い自己防衛のためのプライドなら捨てた方がマシです。
プライドってなんでしょう。アドバイス?批判?自分にとってはプラス?マイナス?
■プライドが高くなる理由
なんで、自己防衛反応が、大きくなったのかなあ?。主さんの幼少期、思春期に、心が傷つけられたというか、両親からの躾のなにかありましたか?自分を頑なに縛ってるもの、解いて楽になろう。自分を受け入れてあげましょう。
主さんの目的と特性であるプライドの高さの発揮場所がズレてるんです。もっと謙虚に貪欲に吸収することに必死になるべき。それを邪魔してる考え違いを排除できてこそ、ご自分を高める力になるのでは?
■わたしもプライド高いです。
プライドだけは高いのに、何も出来ないし、ミスはするし…プライドが高いことを周囲にも見抜かれ、そのことへの苦言を呈されることもしばしば。そんなにがい体験を繰り返すうちに、プライドほど邪魔なものは無いと実感しました。
私は「どうせ卒業するまで」と割り切ることで乗り越えました。例えどんな評価を受けても、卒業すればほとんど合わないのだからと考えてます。
私は、主任からプライドの高いやつと思われています。私はひとにものを頼むことができず、一人でいっぱいいっぱいになることが多いです!主任いわくそれは、自分で完璧にしないといけないというプライドだけでしょと。
プライドが高いのは損か得か
■プライドが高い=損
プライドが邪魔をすると経験も成長も出来ないし人間関係の妨げにもなると思います。目標が高い人は自分の欠点を認め、他人のアドバイスも積極的参考にして、どんどん成長していきます。能ある鷹は爪を隠すという諺もあるように、本当に優秀な人は自分を偉く見せようとはしません。
一般にプライドが高いと傷つき易いと言われます。あなたは人から傷つけられることが怖いですか?プライドという言葉には、様々な意味合いがありますが、高さよりも自分自身に対する誇りがあれば充分だと思います。
あなたがどのような人物であるかはわかりませんが、無駄なプライドは不要です。必要なのは国家資格であるという自覚です。
素直にわからないことをわからないといえる人をすごいなと尊敬します。プライドなんて、あっても邪魔なだけ。自分が損するだけです。意識して、謙虚に生きよう、仕事しようと思えば変わってきますよ。
■「捨てる」必要なんてない!
プライドがあるから頑張れる事もあるかと思います。馬鹿にされても知らない事が無くなって自分の引き出しが増えれば、患者さんにも良い看護が提供できて、それが自分の自信につながっていくと思いますよ。
人は、プライドは必要だと思いますよ。時に捨てられる自分を作って下さい。
プライドは必要。捨てるなんてもってのほか。それがあるから辛くてもしんどくても歯を食いしばって頑張れる、と私は思っています。ただ、少し違うかなと思うのは、私がプライドを意識するのは自分を愛してくれる家族や友達を守る時であって、他人を傷つけたり危険に晒したりするものであってはならないとも思っています。
私は現在主任をつとめていますが、わからない事はしつこく誰にでも質問しまくりです(笑) わからない事をそのままにしない事が私のプライドです。
謙虚な人は、高くもなく低くもないプライドを持っているものだと思います。
どうしたら変われる…?
■解決策
それを友人に相談する。指摘してもらう。
相談する内容を考えつつ相談すれば、徐々になれると思います。
心がけは、自分をとりつくろわず、傷つく事を恐れず、傷ついても引きずらない事です。
「プライドが高い」と捉えず「自意識過剰」と認識するところからスタートですね。
勇気を持とう。自分の思っていること、感じていることを、言えるように。
マイナスの評価・批判を「否定」と受け取らないこと。
■具体的には、こうしてみよう!
まずは、相手を尊重することです。誰に対しても。そして、相手のいいところを見つける。自分が一歩下がって謙虚に下手に出る。まず、相手を立てることです。
細かく振り返るのも難しいでしょうから、今できることと言えば、『なりふり構わず』やってみるのはどうですか?多分、赤面したり声が裏返ったり心拍上がったり、とにかく体に反応は出ると思いますが、それでも新しい経験から克服できる、こんな自分をさらけ出しても大丈夫ってことを再学習していくことでも改善できると思います。
いま生きていること、看護師を目指せる元気な身体を不自由なく使えること、経済的に看護学校に通える環境にうまれたこと、素晴らしい恩師や仲間がすぐそばにいること…挙げればきりがないですが、まずはひとつひとつに感謝の気持ちを持って、それに関わる人たちに勇気を出して『ありがとう』と伝えて下さい。
実習のグループ内でのみんなの意見ってとても参考になりませんか?一人一人いろんな視線から物事を捉え感じているので、私が学生の時はカンファレンスでみんなの意見を聞いたり自分の意見を発表することが好きになりました。
■こんな方法も!
茶道や華道の教室に通われては如何でしょうか。稽古は人前でしますし、人前で間違いを指摘されます。年齢は関係ありません。華道であれば少し判ってくると上手下手は一目瞭然です。恥ずかしい思いを何度もします。気分転換にもなって良いのでは?
「プライドなんか捨ててしまいなさい。」「謙虚さが一番」「家庭あっての仕事」と仕事を長く続けてこられた方がいっていました。ガツンと言ってくれる先輩に出会えることも将来の貴方の肥やしになる大切なアドバイス。それは貴方のとらえ方次第です。
学生の時『無知の知』という言葉を教わりました。自分も知らない事が、有ると言うことを知りなさい。という意味だそうです。まさしく!私達の仕事に必要な言葉だと思います。
プライドが高いと自己評価できているわけですから、それはとても良いことですよ!プライドを維持するためには、他のナースよりも勉強して医学的知識、機序を十分理解して下さい。
大事なポイントは、この2つ!
■失敗を恐れないで!
学生や新人はわからなくて当たり前。失敗しながらどうこうなったか、次はどうすすればうまく行くのか学んでいく課程なんです。失敗をすることよりも同じ失敗を繰り返さないことが大切です。人からよくみられたいのはあなただけではありません。
馬鹿なふりしてなんでも聞ける方がラクちんですよ?!相談したら意外と同じことで悩んでいたりするかもしれないし、人によって考えはさまざまです。
答えは一つじゃないと思います。人間相手なので、答えはこれです!と断言出来るものは、無いと思います。だから、自分の考えも大切ですが、他の人の意見も聞く勇気も大切だと思いますよ。
■患者さんを1番に考えて!
解らないことをそのままにして患者さんに不手際があった場合、を想像してください。臨床に出た場合、こんな恐ろしいことほ考えたくありません。
患者さんの為に改善するという視点をもって人から学ぶ、患者さんから学ぶとい考えは如何ですか?
「相談する」際は、自分のことを考えないようにして、患者さんに対するよりよいケアを行うためだけにするものだということを思いながら、小さなことから初めていけばいかがでしょうか。
何回聞いても分からないことはあります。覚えられない、忘れてしまうことはあります。しかし、知ったかぶりをして行動すると非常に危険です。しっかりとお詫び申し上げ指導して貰いましょう!
看護師間の情報共有が大切であると共に新人は確認、報告が必須です。それを怠るとインシデントにつながります。
関連トピック:「
プライドが高い
」
イラスト・なしま