偽関節
読み方:ぎかんせつ
読み方:ぎかんせつ
偽関節とは
骨折部の骨の癒合のプロセスが完全に停止した状態。骨折の重篤な後遺症のひとつ。仮関節とも呼ばれる。
原因
骨折部の不安定、血行不良、骨癒合初期に形成される血腫の流出、糖尿病などの疾患。
所見
骨折端の間が結合組織で埋められてしまう。異常可動性が認められるよ。
遷延治癒
骨癒合プロセスが遅れてはいるが停止していない状態を遷延治癒(せんえんちゆ)と呼ぶ。
一般的に、受傷後6ヶ月経過しても異常可動性が明らかな場合は偽関節と見なされる。外科手術の対象となることが多い。