「ラウンジ☆セレクト」は「ラウンジ」で盛り上がった話題と、そこに寄せられたみなさんのご意見を紹介しています。
少し前に転職した病院は、全体的にモチベーションが低く、患者さんにより良いケアや看護を提供する事もなく、ただ業務をこなすだけです。
看護師である前に人であれ。
私が常に意識している言葉で、好きな言葉です。こんなのは、ただの理想論にすぎないのでしょうか?
みなさん、看護に対する情熱ありますか?仕事に対する情熱ありますか?看護師としてのプライド、誇りを持っていますか?
十人十色の看護観
■情熱、ありません。
情熱。ないです。ごめんなさい。そんな人間でも看護師を育てる仕事してます。こんなんで良いのかなといつも考えてます。
ひとそれぞれでしょ?少なくとも自分はお金のため。自分が楽しい人生送るために働いてる。
情熱、ありません。将来の子供の学費のため働いてます。こんなんでもう正社員はダメだと思いここ数年はパートです。このさきもずっとパートだと思います。
■プライド、ありません。
正直プライドはないような気がします。でもモチベーションはありますよ!常に勉強、成長!素直にいろんなこと知りたいし、自分にどんどん吸収したいですしね!年数経ったらプライド持てるんでしょうか…。看護観も変わっていくんでしょうね…。
責任は感じていますが、誇りやプライドはないです。医療福祉系サービス職の一つと考えているので、過度なプライドは時として多職種連携の邪魔になります。
うーん…、在る様な、無い様な。何を以て「情熱」や「プライド」とするのか私には分からないので。ただ、この仕事が大好きだから続けています!!!
■「職業人」としての考え方
ただ淡々と仕事しています。仕事上の責任を果たすため、仕事中は頭の思考回路を仕事モードに切り替えてます。患者さんが安心されるには?快適に過ごされるには?等々考えながら仕事しています。
仕事ですから客のニーズを考え、出来るだけ完璧に近い様にやるのは当たり前です。賃金を貰っているのですから、勉強して知識も増やすのも当然です。
結果さえ残せば、情熱も、プライドも、モチベーションも、看護観も、カンファレンスもいらないと思っています。患者は看護師の情熱や看護観に対価を払いたいのではなく、ケアに払いたいのでしょうから。そう言った意味で、リネンが汚れても変えなかったり、言葉遣いが乱暴という状況はあまりにレベルが低いと思います。
チームの中で押し付けず、惑わされず、自分の出来ること、やるべき事、他のスタッフと協力して、そして、患者さんに「あの看護師さんに出会えてよかった」と感じてもらえるような看護師でありたいと私は思います。
■同僚に対してできること
あなたの考える看護や患者さんに対する「こうした方がいいかもね」というのを押し付けるのではなくてチームで話し合う事が、カンファレンスでそれを実施して評価する事が、大切と思います。
完璧に業務できている人はいないですから。そのへんお互いにちょっと声をかけあったりとかしてあげるとうまくいくところがあるんじゃないかなあって思いました。
関連トピック:「
看護について
」
イラスト・なしま