「ラウンジ☆セレクト」は「ラウンジ」で盛り上がった話題と、そこに寄せられたみなさんのご意見を紹介しています。
また、臓器提供についてのお考えなどあれば教えて下さい。
自分の死後の体がどうなるのか、どうしてほしいのか、それは人それぞれ違うと思います。臓器の提供に関して「する」「しない」、どちらにしても考えが決まっているのであれば、意思表示はしておいた方が良いのかもしれません。
ナース専科会員のみなさんの考えを、まとめました。
意思表示「していない」理由
■まだ悩んでいます
自分としては提供を望むけど、残された家族としてはどうだろうかとか悩むところです。
医療従事者としては臓器提供の意思表示した方が良いのかなと思う反面、一人の人間として向き合った時に、移植医療に対する拒絶と言うかなんと言うか…よくわからない感情に支配されます。
■移植の意思はありません
私は提供しないと決めています。提供しないので自身が移植を必要とした時は、潔く人生を全うしようと思っています。
提供はしないつもりです。見ず知らずの何やってるかわからない他人に臓器を提供したくないです。ただ、身内であれば使ってほしいと思います。
意思表示「している」理由
■「提供しない」と決めているから
意志表示をあやふやにしていて、万が一臓器提供の最終判断を家族が決めなくてはならない状況だけは避けたいと考えていました。
日本の文化にはあまりそぐわないと感じていますし、IPS細胞などの再生医療のほうに力を入れたほうがいいんではないかと思います。臓器提供は人1人の命が亡くなることを待ち望んでいるという印象が私には、どうしても、ぬぐえません。
[次ページ]少しでも役に立てるなら…医療者としては冷たいのかもしれません。臓器移植で救われる人たちがいるのはわかっています。身近な技術になった時、人が命や身体の価値を忘れてしまわないかなという恐怖感がどうしても消せないのです。
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