確認行為
読み方:かくにんこうい
確認行為とは?
確認行為を例としてあげると
- 「玄関の施錠忘れ」
- 「ガス栓・電気器具のスイッチを切ったか」
などを異常なほど確認する症状。
強迫性障害に多くみられるが、他の精神疾患でみられることもある。
普通であればやりすごすことができるが、確認しても大丈夫だと確信を得ることができず、心配になって頭から離れない状態になる。これを
強迫観念という。自分で確認することに満足せず、家族に確認させる「巻き込み型」となることもあり、その場合重症化するケースも。
止めればいいでのは?
止めることにより逆に悪化することの方が多い。過剰な確認行為により、精神的な苦痛を感じても、確認をしなかったことで起こる不利益を想像してしまい、過剰な確認をせずいられなくなる。そのため「ほどほどに」や「気にするな」といわれても、自力でそこから脱出するのが難しくなる。
なぜ止められない?
分かりやすく例えるなら、
恋人から「愛してるよ」と言われたらどう思うか?もちろん嬉しいでしょう。
では、「愛してるよ、愛してるよ、愛してるよ、愛してるよ、とっても愛してるよ」と言われたらどう思うか?
「ホントかよ!?」と突っ込みたくなるほど嘘っぽく聞こえますね。
それと同じで、
繰り返せば繰り返すほど疑いたくなる。そして自分でしっかり確認できたのか自信がなくなることで、
止められない確認行為につながります。