• 公開日: 2018/6/14
  • 更新日: 2019/7/8

【追加開催決定!】日々の看護で+αの安楽を。プロの施術家から学べるタッチ・ケア講座

「現場で活かせそう」という感想100%!
“習ったことを早速実践したら、患者さんに喜んでもらえた”
“日々の業務にもセルフケアにも使えそう”
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看護師の誰もが一度は悩む内容なのではないでしょうか。痛みで苦しむ患者さんを「何とかしてあげたい」と考え、行動した、ある看護師の方のお話です。
ウィルワン挿入画像

 

患者さんとの接し方が分からなくなりました・・・

「こんなに痛いの我慢し続けて、生きてる意味ってあるのかね」
がんの闘病を続ける、60代男性の患者さんからの言葉でした。
「なんと声をかければいいんだろう」「どのように接すれば、患者さんの心は落ち着くのだろう」「痛みを少しでも和らげることはできないのだろうか」など、多くの患者さんと接してきて、このように思うことは1度や2度ではありませんでした。
看護師として、一人の人として何とかできないかと、悶々とする日々。自分の限界を感じることばかりです。


看護師の私にとって新鮮だったタッチング

そんなとき、私は、知り合いの施術家からマッサージについて教えてもらいました。リラクゼーションサロンで働く彼女は、人を癒すための方法を多く知っていたのです。
手や足など“人に触れる”ということだけでも、看護師と施術家には大きな差がありました。普段やっていることことだけでも、患者さんに「気持ちいい」と感じてもらえる方法があったのだと知りました。
それから、私は例のがん患者さんに毎日のバイタルチェック時の1~2分の間、他愛もない会話をしながら、気持ちいい触れ方を心掛けるようにしてみました。そんな日々を重ねるごとに、患者さんの表情が明らかに変わってきたのです。
「気持ちいいよ、いつもありがとう」
「もうちょっと、やってってよ」
「いつも、この時間が楽しみなんだよ」

そう言ってくれるようになりました。

痛みを取り除いた訳ではありません。がんが治った訳でもありません。
ただ、患者さんは、生きるということを以前よりも前向きに捉えてくれるようになりました。看護師として、本当にうれしかった瞬間です。
『生命力の消耗を最小にするよう整える』ことが以前よりできている。
私が、やりたかったことは、こういうことだったんだ。そう改めて感じました。日々の看護業務に加えて、施術家の安楽を入れたことで、心が救われたような気がしたのです。


足浴でも差が出る施術家の技術

足浴を行う際に、この技術を取り入れることで、短時間で、リスクなく患者さんに「気持ち良さ」を感じて頂けます。


①むくみに効く腓腹筋への把握・叩打法
②転倒防止に使える前脛骨筋の母指圧迫
③変形性膝関節症に有効な大腿四頭筋への圧迫


コンフォートケアとしてのマッサージ・タッチング

コンフォートケアとは「気持ち良さ」をもたらすことで、痛みの緩和や意欲の向上、社会性向上をもたらすケアであり、看護の重要な観念である”安楽”のひとつといえます。
温罨法、清潔ケア、モーニングケアなどがあり、その中でも特に「マッサージ」は直接肌を触れ、押すことで辛さを和らげ、前向きにその人らしく生きようとする心を支援できる手法として学術発表や教育現場などから多くの関心が寄せられています。


看護師が施術家の技術を身に着けることでできること

プロの施術家の技術を身に着けることで、以下のようなことができるようになります。
・手浴時や、足浴時に快を伴う施術ができる
・心地よい「拭き方」ができる
・体位変換やリハビリ補助で安全で気持ちい触察ができる
・術後の不快感、痛みの辛さを和らげる擦り方ができる
・術前の不安を落ち着かせる触り方ができる

その結果、患者さんが関心を広げ、社会性や活動性が向上し、療養中の気分向上につながり意思決定を助けることにもつながります。

そんな技術が身につく、看護師のためのタッチケア講座が開催されます。
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