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  • 公開日: 2025/7/5

大嫌いだったリハビリ|【マンガ】忘れられない患者さん

自分の身体が思うように動かなくなり、絶望しているかのような患者さん。私ができることは…看護師から募集した、忘れられないエピソードをお届けします。

※この作品はフィクションです。実際のエピソードもとに、個人が特定されないよう一部を脚色しています。

リハビリなんて無駄だと話す男性の患者 驚いたような看護師 回復期リハビリ病棟で働いていた頃、ある患者さんが自分の動かない体に絶望しているようだった 患者は脳梗塞の後遺症で右半身麻痺があった。入院したころよりスプーンが持てるようになったと励ます看護師 スプーンが持てるからなんだとうつむく患者 もう元には戻らないと辛そうな患者 看護師は続けて、今スプーンが持てるようになったのはなぜかと問う 左手が使えるが敢えて右手を使って食事をする患者 患者がリハビリを続けてきたからこそ今できることがあると話す看護師 渋々納得した患者 その後は少しずつ患者さんに変化があった 患者から今日はスムーズに着替えが出来たと話してくれるようになった 次は独りで立ち上がれたと得意げに話す患者 退院の日 リハビリは大嫌いだったと話しながら歩行器で立っている患者 今ではリハビリが1番の楽しみだと笑顔で話す患者 笑顔で患者さんを見送る看護師

このエピソードは、「田中 さん」からご応募いただいたものです。

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