こんにちは! わたしの名前は「こなす」、ほすぴぃで看護師さんに寄りそうプリセプターのような妖精のような存在。 これからよろしくね! まず、基本的なことを確認しよう。 看護過程で大切な「SOAP」。何か分かる? 【S】主観的情報。患者さんの話など。 【O】客観的情報。観察・検査など。 【A】アセスメント。分析・評価。 【P】看護計画。 それではこの患者さんの入院前の様子を見ていこう! |
腰部脊柱管狭窄症の患者さん「怜沙さん(58歳)」
30年以上看護師をしています。 腰痛は時々ありましたけど…特に受診はしていませんでした。 でも1年前くらいから腰痛が強く長引くようになってきたので受診しました。 | |
■約1年前
腰痛が強く長引く。
下肢のしびれもあり受診。
第4腰椎すべり症、腰部脊柱管狭窄症と診断される。
ブロック注射等おこなう。 |
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できるだけ安静にと言われたんですけど…娘のためにも仕事を続けていました。 | |
■1ヶ月前
腰痛増強著しく、間欠的跛行あり受診。
残尿感あり。 |
X線、CT、MRI検査実施。
状態悪化しているため、全身麻酔下にて椎弓切除術+後方椎体間固定+インストゥルメンテーション施行予定となり入院。 |
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腰部脊柱管狭窄症…どんな病気かな? 名前から脊柱管が狭くなって起こる症状、ということまでは分かるね。 脊柱管ってなんだろ? |
脊柱管とは?
①脊髄が通るトンネル
②骨髄が通るトンネル
解説するね。 [1](○)こちらが正解。 [2](×)骨髄は骨の中にある造血器官のことだね。 |
腰部脊柱管狭窄症と言うくらいだから、腰痛はひどそうだけど…。 |
腰部脊柱管狭窄症の看護で正しいのはどっち?
①腰部のみを観察
②腰部以外も観察
解説するね。 [1](×) [2](○)神経圧迫によって下肢にも影響があるのが特徴。 |
患部は腰部だけど下肢をしっかりみて!しびれなど神経症状に注意して看護することが必要だよ! |
怜沙さんはなんで脊柱管が狭くなっちゃったのかな? | |
「第4腰椎すべり症」と診断されていたよね。 第4腰椎がずれたことで脊柱管が狭くなったんだ。 |
「腰椎変形すべり症」は男女どちらに多い病気?
①男性
②女性
解説するね。 [1](×) [2](○)女性に多い病気。 |
50~60歳ってどんな年齢かな? 体力が落ちていくのを実感しながら仕事をしていたり、女性には更年期の問題も起こりうる年齢。 怜沙さんも58歳で看護師として今も働いているね。年代や役割を踏まえた看護についても考えていけるといいね。 |
国試問題に挑戦! 脊柱についての説明として正しいものはどれ?
①胸椎には最も大きな椎体がある
②脊柱管は椎孔が連なった管である
③棘突起は椎弓の両側にある
④脊柱は頸部と腰部で後わんしている
解説するね。 [1](×)最も大きな椎体をもつのは腰椎。 [2](○)脊柱管の中には脊髄が通っているよ。 [3](×)棘突起は椎弓の背中側にある。腰椎穿刺等をするうえでの目印になるんだ。椎弓の両側にあるのは横突起。 [4](×)脊柱は頸部で前わん、胸部で後わん、腰部で前わんしているよ。足からの衝撃が直接脳に届かないようクッションの役割をしているんだ。 |
入院前の情報確認は以上だよ! 入院してからの看護は「ほすぴぃ」で。 ①アプリストアで「ほすぴぃ」をインストール。 ②患者さんを受け入れてね。 ③続きの看護をしてみてね! |
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