まなび
  • 公開日: 2018/3/23
  • 更新日: 2019/2/7

「変形性膝関節症」の看護事例を見てみよう

臨床看護シミュレーションアプリの「ほすぴぃ」では、様々な疾患を持つ患者さんの臨床看護を体験できます。
ほすぴぃは医療者完全監修☆本格的に楽しく学べるのに、なんと無料!
ここでは変形性膝関節症の患者さん、将角さんの入院前看護を少し覗き見してみましょう。
こんにちは!
わたしの名前は「こなす」、ほすぴぃで看護師さんに寄りそうプリセプターのような妖精のような存在。
これからよろしくね!
まず、基本的なことを確認しよう。
看護過程で大切な「SOAP」。何か分かる?

【S】主観的情報。患者さんの話など。
【O】客観的情報。観察・検査など。
【A】アセスメント。分析・評価。
【P】看護計画。

それではこの患者さんの入院前の様子を見ていこう!

変形性膝関節症の患者さん「将角さん(85歳)」

膝が痛くて一人で外に行けないし…。
長男も手術した方がいいって言うんですよ。
■3年前
左変形性膝関節症と診断され、左人口膝関節全置換術施行。
術後せん妄症状あり。
その後、左膝をかばうように歩行。徐々に右下肢の内反変形あり。
■半年前
右膝関節の疼痛、熱感が増強。
通院にて関節内注射(ヒアルロン酸ナトリウム)していた。
■1ヶ月前
疼痛増強によりADL低下。
主治医より手術の勧めあり。
右人工膝関節置換術実施予定。
変形性膝関節症はどんな病気か知ってる?

高齢者の特に女性に多くみられる疾患だよ。全体の2割程度だけど、男性も発症する。将角さんは男性の患者さんだね。
なんとなく高齢になると膝が悪くなる…って言うイメージを持っている人は多いんじゃないかな?それもそのはず、80代の女性だと6割以上が変形性膝関節症と診断されている。かなり身近な疾患と言えるね。
原因は年齢や肥満遺伝的なものも。
膝関節の軟骨が摩耗して、関節が変形したり半月板が損傷してしまったりする進行性の疾患だよ。

🍸 解いてみよう!
ここで1問!
将角さんの膝関節の疼痛緩和に対する外来看護師の指導で適切なのはどれかな?

①「膝に温湿布をしましょう」

②「積極的に膝を動かしましょう」

③「痛みを我慢しないで早めに薬を飲みましょう」

④「痛みがとれるまで横になっていましょう」


解説するね。
[1](×)膝に熱感があったよね。温湿布ではなく冷湿布での対処が適切だよ。
[2](×)膝に炎症が生じていることが考えられるよ。必要以上に膝を動かすのは避けよう。
[3](○)痛みのために歩行が妨げられると、筋力低下によって膝の痛みが増強するね。薬物療法により疼痛を緩和して、歩行ができるようにすることが大切。
[4](×)筋力低下を招くので好ましくないね。
将角さんは85歳の高齢者。
手術前に把握しておくべきことは何かな?

手術前の患者さんのADLを把握しておこう!
高齢者に対しての手術の場合、術後、関節可動域(ROM)が変化して、ADLが低下してしまうことが多いよ。術後のリハビリや退院後の生活イメージを入院時から考えることが大切なんだ。

この看護では、変形性膝関節症の周術期に関わっていくよ。
人工膝関節全置換術は術後の疼痛コントロールが重要!リハビリについても他の事例より詳しく見ていくよ。
患者さんの性格や家族の支援状況も把握して、リハビリがうまく進むように考えていこう。

入院前の情報確認は以上だよ!
入院してからの看護は「ほすぴぃ」で。
①アプリストアで「ほすぴぃ」をインストール。
②患者さんを受け入れてね。
③続きの看護をしてみてね!

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