まなび

ほすぴぃの臨床看護事例を覗き見

「急性白血病」の看護事例を見てみよう

2018/2/16

臨床看護シミュレーションアプリの「ほすぴぃ」では、様々な疾患を持つ患者さんの臨床看護を体験できます。
ほすぴぃは医療者完全監修☆本格的に楽しく学べるのに、なんと無料!
ここでは急性白血病の患者さん、ひなこさんの入院前看護を少し覗き見してみましょう。
こんにちは!
わたしの名前は「こなす」、ほすぴぃで看護師さんに寄りそうプリセプターのような妖精のような存在。
これからよろしくね!
まず、基本的なことを確認しよう。
看護過程で大切な「SOAP」。何か分かる?

【S】主観的情報。患者さんの話など。
【O】客観的情報。観察・検査など。
【A】アセスメント。分析・評価。
【P】看護計画。

それではこの患者さんの入院前の様子を見ていこう!

急性白血病の患者さん「ひなこさん(11歳)」

体重たい…。
ぶつけてないのにアザできてるのなんで?
こわい病気なの?
この事例は
静岡がんセンター
の監修でお送りします。
3日前より発熱あり。
2日前より腰痛があり当院受診。
精密検査と治療を目的に緊急入院となる。
急性リンパ性白血病の疑いあり。

小児がんの中で、急性リンパ性白血病は最も多いがん
年齢が1歳以下・10歳以上だと治療効果は高く、治癒を目指す積極的な治療をおこなうよ。
「積極的な治療」とは、抗がん剤の種類が増えるということ。
この患者さんは11歳。積極的な治療が必要になるね。
診断後にすぐに治療はおこなわれる。治療方法を決める時間の余裕はないよ。

白血病細胞(芽球)が予定通りに減っていくよう治療を進めることがとても大切。そのため、予防的に副作用管理をしていこう。
身長:145.5cm
体重:31.7kg
WBC:160030/μL
Hb:6.2g/dL
血小板:3.1×10000/μL
AST(GOT):53U/L
ALT(GPT):117U/L
LDH:45.3IU/L
UA:6.6mg/dL
IP:5.3mg/dL
CRP:0.64mg/dL
APTT:27.7秒
Fg:415mg/dL
D-dimer:0.8ng/mL
AT3:134%
🍸 解いてみよう!
出血傾向がある?ない?
(ヒント:血小板)

①出血傾向がある

②出血傾向がない


解説するね。
[1](○)血小板が減少していると、出血傾向が見られるよ。
[2](×)
詳しい正常値は勉強ワードを確認してね!

小児では血液検査の正常値が成人と異なる場合が多い。
小児と一口で言っても、0歳から大体15歳くらいまでが対象で、年齢によって正常値や身体的な状況も全く違うよ。
血液検査の正常値は、10歳以降から、だいたい成人と同じになると言われている。ここでは、今まで学習してきた成人の正常値を基準にアセスメントしてね。

この事例では、急性リンパ性白血病の抗がん剤治療について学んでいくよ。
治療効果や副作用についても重要だけど、今回の患者さんは11歳の女の子。小児ならではの、患児や家族との関わり発達課題についても考えていこう!

学童期で11歳頃になると、自分がどういった役割を持つかを考えられるようになる。この時期の患者さんの発達課題には、以下のようなものがあるよ。

■自己肯定感の育成
(自分のことを大切な存在だと思えること)
■自他の尊重の意識
(自分を尊重し他人も尊重すること)
■集団における役割の自覚や主体的な責任意識の育成


11歳の発達課題では、周りの人の考えや気持ちを想像することもできるようになるよ。

■抽象的な思考への適応
(実体のないものを理解したり、イメージできること)
■他者の視点に対する理解
(相手の視点からはどう見えるか考え、理解すること)
■他者への思いやりなどの涵養(かんよう)
(思いやりが段々養われていくこと)
■体験活動の実施など実社会への興味関心を持つきっかけづくり

この発達課題をクリアする体験になるように、治療経過を経験させ、患者さんにフィードバックしていく必要があるんだ。

入院前の情報確認は以上だよ!
入院してからの看護は「ほすぴぃ」で。
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②患者さんを受け入れてね。
③続きの看護をしてみてね!

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