テーマ:患者さんが教えてくれたこと
忘れていた思い
看護が業務化してしまい…
小児科看護師になり10年。
一通りのことはこなせるようになり、看護の楽しさを忘れ、看護が業務化しており毎日がたんたんとしていました。
お母さんの言葉に
そんな時、ある先天性疾患をもった患者さんのお母さんが「この子は5回流産してやっとさずかった子。今まで亡くなったこの子の兄弟がみんな、あのお母さん子供ほしがってるからいってきてあげて、と言って私のもとにきてくれた。だからお腹の中にいる時から障害があるとわかってても生みたかった」と話をしてくれました。
私は命を預かっていることを再確認し、その家族の背景なども考えながら看護をするように心がけています。