入院する母親のために、必死で新しい治療法を模索し病気を治したいと願う息子さんがいました。…看護師から募集した、忘れられないエピソードをお届けします。
※この作品はフィクションです。実際のエピソードもとに、個人が特定されないよう一部を脚色しています。
このエピソードは、「Chanke|ライター;さん」からご応募いただいたものです。
エピソード応募者から<ひとこと>
光免疫療法という言葉に込められていたのは、母の命をなんとしてもつなぎたいという息子さんの切実な願いでした。
治療をあきらめられない家族の想いと、もう十分頑張ってこられた患者さんの体を前に、医療者として何を伝えるべきか、私自身も迷いながら向き合いました。
「生きること」と「生かそうとすること」は、時にすれ違ってしまうけれど、そのどちらにも“愛”があるのだと気づかせてくれた出来事でした。