コラム
  • 公開日: 2015/3/6
  • 更新日: 2019/3/1

【連載】ナースの転職知恵袋

看護師が介護施設で働く3つのメリット

介護施設で働きませんか?

病院やクリニックではなく、介護施設で働くからこそ得られる、3つのメリットを知っていますか?特に、以下のタイプに当てはまる方は、ぜひ介護施設での勤務にも目を向けてみてください。
  • ・急性期の忙しさに疲れてしまった方
  • ・結婚や出産などを機に、病院での夜勤が難しくなった方
  このような方の中には、「もう看護師として働くのは難しいかも」と悩む方も少なくないようです。勤務先の選択肢を広げることで、無理なく働ける職場が見つかるかもしれませんよ。

メリット1夜勤がなく、定時で帰れる職場が多い

病院での夜勤や残業に疲れてしまった方も、介護施設なら無理なく働けるかもしれません。 施設形態によっても異なりますが、日勤のみで働ける介護施設も多く存在するようです。特に、特別養護老人ホームは医師が常駐せず、看護師による24時間制常勤の義務もありません。 夜勤がない代わりにオンコールがある施設もありますが、オンコール回数の相談に応じてくれる場合も。夜勤もオンコールもなし、という職場もあるので、育児中で夜勤ができない、といった方もご心配なく。 また、利用者様の急変など緊急事態が起こらない限り、定時で帰宅できることが多いようです。

メリット2看護だけではなく、介護の経験も積める

介護施設では、病院ほどの医療行為は必要とされない所が多いようです。看護師の役割は、利用者様へのケアや指導、急変時の看護、介護職員への助言が主となります 時には、介護職員と協力しながら、入浴介助など介護業務を行うこともあるようです。他職種の人々とチームワークよく働くことは、難しさもありますが、やりがいも充分と言えるでしょう。 また、 『介護施設では看護師が少ないから、利用者様が急変した時、自分が全責任を負わなくてはいけないのでは?』 と不安な方もいるかもしれません。 しかし実際は、判断に迷ったり、施設で対応できない場合は、近隣の病院に対応してもらえます。看護師が全ての責任を負ったり、患者さんの命にかかわるような医療行為をすることはありません。

メリット3利用者様とじっくり関われる

介護施設は、病院と違って救急車が来ず、患者さんの入れ替わりが病院ほど激しくありません。1日の流れが穏やかなので、利用者様とのコミュニケーションの時間も作りやすいと言えるでしょう。 一人一人の性格や、バックグラウンド、ご家族のことなど、利用者様を知り、関係を密にしていくことで、施設での仕事が一層楽しく、やりがいのあるものになっていきます。 なかなか反応がなかった利用者様がわずかな反応を示したり、家族への想いをじっくり聞かせてもらったり・・・そんな経験を経て、施設で看護師として働くことの喜びを見出す方もいるようです。

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編集 ナース人材バンク
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