仕事が決まってなくても保育園に入所できる?
「子供を保育園に預けたいけど、仕事が決まっていないと利用できない?」これ、実は大きな誤解。 保育園の利用条件を見ると、「仕事を探している人(入所後3ヶ月以内に就職することが条件)」も保育園を利用できるという表記が! 将来働く意思があれば、仕事が決まっていなくても利用が可能なんです。 しかし、今や保育園に入れない待機児童は2万人以上で、入所は誰にとっても至難の業。 後述しますが、仕事探し中の人は入所の優先順位が低いため、さらに保育園入所が難しいのです。 そこで今回は、「今はまだ働いていない」人でも、保育園に入所できる可能性がぐぐっと高まる、3つのポイントを解説します。保育園入所のチャンスをつかむ!3つのポイント
認可保育園にこだわりすぎない
保育園には、「認可保育園」と「認可外保育園」という2つの種類があります。 認可保育園とは、国が定めた基準をクリアし、都道府県知事に認可された施設のこと。 公的資金補助があるため、保育料が安い(月額2~4万円)などのメリットがあります。 ただし、認可保育園入所の優先順位が最も高いのは、両親ともフルタイムで働いている人や、親族の介護がある人など。 残念ながら、仕事探し中の人の優先順位は、かなり低いのです。 特に、希望者が多いエリアほど、決まりにくい可能性大。認可保育園へのこだわりすぎは禁物です。認可外も含めて幅広く探す
一方、認可外保育園とは、施設の広さなど様々な都合で、国に認可されていない保育園のこと。 認可外と言っても、民間で運営している園だけではなく、国や自治体の支援を受けている園もあります。 そうした「準認可」とも言うべき保育園の中には、保育環境が認可園に近い園もあるようです。 「認可園に比べて雰囲気がアットホーム」「個性的な保育をしている園が多い」という声も。 認可外保育園は、認可園よりも保育料が高額(月額5~10万円)ですが、企業・官庁・大学などが運営する認可外保育園では、保育料を抑えている所もあるので、調べてみては。 また、新設保育園も狙い目。入園希望者に空きがある場合が少なくなく、比較的入所しやすいようです。 新設保育園の情報は、自治体の窓口やホームページなどに掲載されているので、是非チェックを!どうしても認可園に入園させたいなら・・・
比較的入所しやすい認可外保育園ですが、最大のネックは、高額な保育料(月額5~10万円程度)。 認可園に通わせる場合と比較して、経済的な負担はかなり大きくなります。 もし、どうしても認可園を利用したい場合は、以下のようなポイントを実践してみては?- 定員に空きが出やすい、4月入所を目指す。多くの保育園では、4月入園者の募集を前年の秋~翌年1・2月頃に行うので、この時期に必ず申し込む
- 「希望園はなるべく1つではなく、複数書く。最寄りの園だけではなく、ギリギリ通える範囲まで候補を広げてみる
- 一旦認可外の保育園に預けて転職活動し、働き始めてから認可園への転園にチャレンジする。親が働いていると、入所の優先順位が高くなるため、認可園に入所できる可能性アップ
入所後はすぐに転職活動を
保育園が決まったらすぐ転職活動に本腰を入れ、3ヶ月以内に仕事を決めなければなりません。 ちなみに、保育園利用には「1日4時間以上、かつ月16日以上働いている」という条件があるため、パートで働きたい人は、勤務日数や時間に注意が必要です。 >>さっそく、「託児所アリ」の求人を検索してみる。
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