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【連載】月刊 小林光恵新聞

月刊 小林光恵新聞【第2号】 看護師免許をカード型に!!

  • 公開日: 2014/1/7
  • 更新日: 2020/3/26

 

今月は、「小林光恵の視点 『看護師免許証をカード型に!』」と、「突撃! ナースの里帰り」をお送りします。

第1回 一肌、脱ぎませんか? はコチラ


小林光恵の視点

第2回 看護師免許証をカード型に!

これ、私の看護師免許証です。

看護師免許証

平成元年に結婚で書き換えた免許証ですから、まだ「婦」「厚生大臣」ですし、大臣名からも時代が感じられますね。

看護師にとってはお馴染みの形態ですが、講演などで看護学生さんに「B4版の賞状サイズです」と話すと、「えっ?」という驚きの声が聞こえてくることもしばしば。

草花の飾り罫やランプの絵が素敵ですし、登録者名が手書き毛筆で、国から直に免許を与えられた感覚になり気が引き締まり、味わい深い存在感があります。

医師のように医院や診療所に掲示する義務はないものの、定期的に更新が必要な免許ではないため、「大きいゆえにしまい込んでしまい紛失しやすい」という声はありましたが、これまでは形態についてあまり問題にならなった印象です。

しかし、そろそろ携帯しやすいサイズ・材質に変更する時期なのではないでしょうか。

やはり銀行やクレジットのようなカード型が使いやすいでしょう。「看護師免許申請書を出してから免許証の到着がひと月かかる」という点も、カード型になれば作成時間が短縮できる可能性もあります。

医療は社会情勢の鏡。今後の社会の変化にあわせて、看護師の働き方や社会における役割にぐっと幅が出てくると思われます。それにともないカード型看護師免許証は、さまざまに有効活用できそうです。

たとえば、こんな場面を想像します。

  1. 誰かが自宅または出先で、急ぎで看護師に相談したり手当をしてもらいたいと思ったときに、近くにいて対応可能な看護師をスマホなどで検索してコンタクトをとります。現場に到着した看護師は、すみやかにカード型看護師免許証を提示し対応します。
  2. 事故や災害の現場で、カード型看護師免許証を提示して皆の信頼と協力を得て、負傷者の手当てだけでなく、その家族・縁者の方、その場の環境整備など看護の視点で対応します。

みなさんは、「看護師免許を携帯しておきたい」と思ったことはありませんか? すでに形態を変更する議論が行われているという噂もあるので、どのような状況なのか、今度、厚生労働省をたずねてうかがってきたいと思っています。


イラスト

突撃! ナースの里帰り②

「突撃! ナースの里帰り」では、里帰りをテーマに、家族について、都市と地方について、ナースの人生についてなどを、みなさんと一緒に考える機会にしたいと思っています。ご意見、ご感想など、気軽にお寄せいただけたらうれしいです。

また、連載にむけて、多くのナースのみなさんにアンケートにご協力いただきました。この場を借りてお礼申しあげます。


今月の里帰りナース

今月はアンケートにご協力いただいた方の中から、妻子持ちのBさん(31歳)の里帰りを紹介します。

結婚すると、どちらの実家に先に帰省するのか、が夫婦間で問題になる場合があります。そして、問題が大きくなるのが、子供が生まれたあと。

実家の両親は、孫が生まれると、孫に会いたいあまり、「早くこい」「もっといろ」という思いを、電話やメールで遠回しに、あるいはストレートにあらわすようになります。帰省が両家の問題に発展するわけです。

それで、「必ず交互に帰る。今年の正月は夫の実家だったから、来年は妻のほうの実家といったふうに、実家が納得するような形にしている」とか「どちらにも同じ日数だけ滞在する」など、気を遣うようになる。これまでの取材で、よく聞いた話です。

しかし、Bさん一家の場合、そういうピリピリした雰囲気がない様子ですね。

今月の里帰りナースイラスト

それは、夫も妻も、実家が自宅から近いということが大きいではないでしょうか。日帰りも可能な距離で、場合によっては実家の両親が孫に会いにくることも困難なことではないですから。

Bさんは、家事や子供の世話にちゃんとかかわっていて、さらに妻を尊重していると見受けられます。こういったことが帰省にルールのいらない所以かもしれませんね。


いかがでしたか? 来月号もお楽しみに!

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