どんな職場でも1人で働くということはほとんどなく、看護師同士のチームワークや他職種のスタッフともより良いチームワークを構築した上で仕事をすることが医療現場では求められる。
ただ、ひとりひとり違う人間だから、すんなり同じ方向を向いてチームワーク良く働くことができるわけではないことは明白。
そんな時、チームワークを構築するために自分に出来ることって何だろう?
チームワーク構築のために
ナース専科調べ(2024年10月9日/有効回答数:46)
半数以上のナースは職場のより良いチームワーク構築のために、忙しい中でも何らかの工夫をしているよう。
どんな工夫をするかによって、それぞれのナースがチームワークを構築するために何が重要だと考えているかが分かってくるはず。
誰かひとりだけではチームワークは構築されないから、皆で協力し合ってより良いチームワークを築いていってほしい。
チームワーク構築のための工夫
チームワークには情報共有が欠かせない
カンファレンスを随時施行することで情報共有に努めている
情報は必ず共有している
全メンバーにさりげなく進捗状況を聞きながら、それぞれの患者のミニカンファレンスをしている
口頭、メモ、teamsなどを使い申し送りをマメに行う様にしています。
意見の聞き方が大切
自分が意見を言う時は一方的にならないように必ずその場にいるメンバーにも考えを聞く様に心がけています。
時と場合により考え方 やり方 答えは1つではない事もあるので人の意見を傾聴している。
なんでも意見を言いやすいように積極的に意見を述べています。
聞いた意見に対しては否定せず、受容してそれを踏まえて対応しています。
お互いのペース、価値観を大事にしている。
どんな声掛けが必要?
報告、連絡、相談は必ずするように、そしてできるように声掛けをしています。
誰でも注意しやすい関係性も構築できるような声かけを行っています。
職場の雰囲気を上げるために
ピリピリしたムードにならないように、優しく接するようにしています。
笑顔で接するよう勤めている
感謝を述べる
些細な会話も大切に
嫌なことがあったら愚痴を聞いてもらったり時には私生活の悩みも話したりしている
仕事とは全く関係ない話をしてアイスブレイクして一日を始める
小さなことでもチームワークに繋がる
掃除、ごみ集め、ポット補充など気がつきにくいことをしている
雑用を率先してやっておく。
イラスト・まえかわしお