ホスピスは緩和ケアを目的とした終末期の患者さんが入院する施設。
漠然とした興味がある看護師も少なくないはず。ただ、患者さんと深く関わることが多い分、看護師のメンタル面への影響も大きい職場。
実際にホスピスで働くってどういうこと?
5年後の目標
ナース専科調べ(2024年7月31日/有効回答数:71)
半数以上の多くのナースがホスピスで働くことに興味を示している。
患者さんに深く寄り添うことができるホスピスは、看護の基礎中の基礎なのかも。
ただ、看護師自身のメンタル面も強くある必要がありそう…
ホスピスに興味あり
患者さんとじっくり関われるため
看護師経験も長くなったので、一人一人にゆっくり向き合いたい
以前、ホスピスの先生の講演を聞き、1人1人に向き合って寄り添っての医療をしている話を聞いた。その時から興味はあった。
サ高住で働いて5名ほど入居者様の看取りケアを行ってみて、最期をその人らしく最大限に家族もしてあげたいこと本人がしたいことに寄り添ってみたいと子育てが落ち着いてからにはなると思いますが興味があります。
急性期医療よりは長期的な寄り添いケアが性格的にあっているため。
一般病棟では業務に追われ終末期の患者さんにゆっくりと関われません。ホスピスでの緩和ケア、看とりに興味があります。
身近に終末期の患者がいたから
友人の早すぎる死にショックを受け、終末期にじっくり関わりたいと思ったから
家族を自宅で看とった経験から終末期の看護に興味がある。
祖母が肝がんから肝硬変になり亡くなりました。また。もとから精神的ケアにも興味があり終末期ケアをしてみたいと思っています。
看護師を目指したきっかけでもあるから
30年以上前に他界した父親のターミナル期の姿が、あまりにも痛々しい過ぎて、ターミナル期ってなんだろう?と思い、看護師を目指した。
社会人の看護助手からこの世界に入りましたが、一番初めが透析の病院で亡くなる方も多く、そうした方々に専門性をもってより深く関わらせていただきたいと思ったのが資格を取る理由でもありました。臨床10何年となりましたが、その初心は今でもそのまま残っているようです。
現在、終末期患者と向き合っています
現在緩和ケア病棟で働いています。
積極的な治療はしないので疼痛管理が主な医療行為ですが、患者さんご本人がその人らしく最期まで穏やかに過ごせるようにはどうすればよいか日々試行錯誤していくことにやりがいを感じています。
ご本人やご家族への精神的なサポートも重要だと思うので、その人を知るという看護の基礎的かつ不可欠な部分を常に特段に必要とされる終末期にはとても興味を持っています。
今特養の看護師をしています。
看取りをしていて、どう向き合うかを色々考え終末期ケア専門士の試験を受けました。
少しでも利用者さんの最後をどのように迎えてたいのか、介護スタッフの悩みなど聞くなどコーディネートのような役割をしています
ホスピスで働くのは不安が…
自分のメンタル面での不安が大きい
精神的にキツそう
関心はあるが人との別れが苦手なので、自信のメンタル面に不安がある
心が折れそう
その人の人生や残される家族のことを受け止めきれないので
一人ひとりに関わりすぎて重くなりそう。
イラスト・まえかわしお