水分摂取不足や排尿を我慢してしまうことで細菌感染して起こることが多い膀胱炎。さらに、疲れやストレスによる免疫力低下も原因の1つ。
看護師は忙しさからトイレに行く回数が減り、疲れやストレスも多く、まさに膀胱炎になる原因の宝庫。
本当に看護師は膀胱炎の経験者が多いのか、実際に看護師と膀胱炎の関係性を見てみよう!
看護師と膀胱炎の関係
ナース専科調べ(2024年3月13日/有効回答数:804)
なんと約半数のナースが膀胱炎経験者!やはりナースは膀胱炎になりやすい職業かも。
あの辛さを経験しているからこそ、水分摂取やトイレを我慢しないなど対策をしているけど、それでも忙しと再発なんてことも…
膀胱炎になったことがないナースも、膀胱炎を繰り返してしまうナースも膀胱炎対策を!
看護師と膀胱炎
辛過ぎる…膀胱炎経験談
疲れとトイレにも行けない忙しさのときになった、とてもつらかった
新人の頃タイムスケジュールがうまくできなくてトイレに行く時間がなかった。
夜勤の日に血尿が出るぐらいの膀胱炎になり、点滴しながら仕事をしたことがあります。
小児病棟だったため、子供たちに「どうしたのー?」と質問攻めでした。
進学し、実習期間中に膀胱炎になりました。
疲労と寝不足、中々トイレに行けなかったからだと思います。
手術室の器械だしで朝から昼過ぎまでトイレに行けず膀胱炎を繰り返した時期があった。社会人になってすぐで、朝食も食べず脱水もあったので、水分を取ることも大事。
訪問看護は膀胱炎になりやすい?!
訪問看護なので、冬場とかトイレが近くなっても我慢しがち
寒い日の訪問で、時間がかかり、トイレに行く時間が取れなかった。どうしれも我慢できない時には、訪問途中の店や公共施設で借りている
訪問看護をしていた時は、ご利用者様宅でトイレを借りにくい事情もあったし、移動の時のタイミングで、適当な場所にトイレを見つけられなくて。
訪問看護ですが、訪問を始めた時になかなかトイレが見つからず膀胱炎になってしまった。
利用者さん宅では、やはり借りる事ができませんでした。以後は利用者さん宅を探す前にトイレの場所を探します。
ストレスが原因なことも少なくない
副師長昇任してすぐの時は、ストレスもあって真っ黒でドロドロな尿が出た。水分とって排尿したら、真っ赤な血尿になり徐々に薄くなった。受診して無菌性膀胱炎の診断だった。
トイレを我慢しているつもりはなかったですが、、ストレスかもしれないです、、そして我慢しすぎて腎盂腎炎になったこともあり、本当〜に大変でした!
移動になって3ヶ月くらい、指導についた方に緊張していたのかトイレに行けなかった。
再発することも多い
忙しくてトイレに行く時間がなく、何回もなりました
忙しくて水分補給も出来ず、トイレに行くのを我慢する事が常習になり膀胱炎になった。
治療後は水分補給もしトイレにも行くよう努める。また忙しいくなると仕事を優先してしまい再発してしまう。
水分気になるが、感染対策で防護服着るとなるとやっぱり水分とれない
1年のうち数回必ずなる。その都度受診、抗生剤投与。
トイレに行けない、水分摂取ができないと続き、2ヵ月の間に腎盂腎炎で2回入院しました。
膀胱炎にならないために
何よりも水分摂取と尿意を我慢しない
20代の頃、病棟勤務で仕事に追われ、出勤時にトイレに行った後、休み時間にしか行けず、便器が真っ赤になる程の血尿が出た事が2回ほどある。
それ以降、カフェインが入っていない水分をこまめにとり(常温の水一日の勤務に500ml2本を持参)、1〜2時間毎にトイレに行くように心がけている。
排尿時違和感感じたらペットボトル二本位飲む。
朝、仕事をはじめるまえと昼休憩には必ず水分摂取してトイレに行くようにしている。
忙しくなかなか休憩やトイレに行けないので初めてなりました。医者に言われてそこからこまめに水分を取り、なるべくトイレを優先順位つけていくように決めて、やっといけるようになりました。
排泄時の注意点
男性看護師です。膀胱炎になった時、ちぎれるんじゃないかてぐらい痛かった。アドバイストイレに行く前に手を洗え
できるだけ我慢をしない。排泄後のティッシュの拭き取りを丁寧にする。
普段の生活から予防を
免疫力をあげるような食生活をしている
尿意がなくても忙しくても休憩時間には必ずトイレに行く。お茶をこまめに飲む。膀胱炎になりかけていると感じたらはやめに漢方を飲む。
疲れていたため免疫力が下がって感染してしまったよう。睡眠をしっかりとる!
ワンピースタイプはやはり冷えるのでセパレートで対策。
イラスト・まえかわしお