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最近の人は看護師になりたくてなっている人が少ない(例えば資格の為に親に薦められた)と聞きますが、本当にそうなのでしょうか?別に、どのような理由でも、仕事をちゃんとこなすなら構わないと思います。
皆さんは、どうして看護師になられたのか教えて下さい
現役ナースが看護師を目指した理由
■幼い頃、お世話になった看護師にあこがれて…
子供の頃、小児喘息でいつも病院に行って吸入してました。その時、看護師さんが準備してくれる吸入で呼吸がとても楽になったので、何でか、そんな看護師さんが格好良く見えて、憧れて、自分も看護師になりたいと思いました。
幼い頃に入院した先で出逢った看護婦さんに憧れたからです。記憶はぼやけてしまっていますが、「優しかった」ということだけは未だに覚えています。
私は小学校のころに「実際に働いている人から話を聞こう」みたいな授業があり、そこで話を聞いた看護師さんが第一声に「看護師はもうかります」といった瞬間になろうと思いました。
小学生のときに入院した病院に、ステキな看護婦さんがいました。あんな人になりたいなという憧れがありました。
■絵本や小説の影響で
小学生のときにナイチンゲールを読んで、絶対なろう!って思っていました。でも、実際に看護学生やって理想と現実のギャップは感じましたね。きっと臨床にあがったら、ますますそういったことが多くなるんでしょうね。
私は幼稚園の時に、キャンディキャンディに憧れて看護師になりたいと思いました。付属の病院と県からの奨学金で3年間をすごすことができ、本当にいい道に進むことができたと思います。ここまで学費がかからない資格は他にないと思います。
小学生の頃「時の輝き」という小説に影響されたのがきっかけです。もともと人の役に立ちたいという考えがあって、そんな中この小説を読んだ時に「看護婦(当時)になるしかない!」と。今は勝手に「天職だ」と感じて業務に勤しんでいます。
■周りの人の薦めで
高校の先生の一言。福祉に興味があって、当時の担任に「○○病院に、看護師体験ってのがあるから、お前調度いいから行ってこい」っと言われました。抵抗ありました(汗)男性なので。でも実際に行ったら、こんなことするんだって思って感じて。で、看護師なろうと高卒後は専門学校入りました。
小さい頃の保育園の担任の先生に憧れて、5歳の時からずっと保母さん(昔なので)になりたい、って言っていた。 でも高校2年の時の担任が、看護師か学校教諭になった方がいいと、ことあるごとに説得され…
うちは親戚に医療関係者が数名いて 親にすすめられて…。当時は女性も手に職を!という感じだったので、妹共々この道を!
■周囲にいた人、周囲の人に起こったことがきっかけで
祖父が亡くなって、いとこが亡くなって、親戚の人が亡くなって………両親に死なれたら困るな、あたしが守らなきゃ、って思って、看護師なろうと決めました!!
私は高校の時に交際していた女性と死別しました。ずっとそばにいてあげたかった…でも自分に何ができただろう?そんな事を考えた時に、医者ではなく、看護師だなって思いました。いつも患者のそばにいて苦しみに共感して心までもケアできる、そんな看護師になりたいと考えたのがきっかけです。
私は、ちょうど中学と高校の頃に双方の祖父が病気で死去した時に、看護婦さんの優しさに触れて、看護師になりました。
高校時代の唯一の友達が受験勉強や私生活で鬱傾向になり、対処の仕方が解らないときに「どうして自分はこんなに無力なんだろう」と思い始めたことがきっかけで看護大学に入りました。
■身内の影響で
母も祖母も看護師です。幼い時から洗脳されていました。正直看護師なんてなりたくなかったです。でも実際免許とったら仕事が面白くて母の言っている意味がわかりました。母も祖母も看護師で、私も看護師の血が流れてるんだと思いました。
叔母が看護師だったせいか「女は手に職を持ちなさいよ。」と母や祖母によく言われてました。それもいいかなーくらいにしか思ってなかったのが、東京暮らしが板についた叔母が帰省してきた姿を見るたびに、いいなあーに変わり、受験で上京したらもうすっかり、「東京の看護婦さん」に憧れてました。
私は、叔母に憧れて看護師を目指しました。叔母のようになりたくって。憧れの看護師は、私が看護師として働きだした年に病のため他界しました。今は、叔母のような看護師を目指し、頑張っています。いつの日か、叔母に勧められていた資格を取得できたらと未熟ながら思っています。
表向きは、叔母さんの影響と。本心は、脱就職難。実際働いてからは看護が楽しくて。「天職かも…」10年目にしてそう思えるようになりました。
■経済状況から考えて
私は、家が貧乏で、高校に行かせて貰えず、叔母が准看の資格を取っていたので、私もって感じでした。
実家が貧乏で、母親から『お前のために出すお金はない』と宣言されました。高校の進路指導の先生に相談すると、『働きながら資格とれる准看行け』と言われ進学。働きながら資格を得ました。
家が貧乏で、早く働いて家にお金を入れることが大前提にありました。
中学生の頃から「食いっぱぐれない」生活の為を考え準看の資格をとりましたが、甘くないですね。
■一人で生きていくために
『不細工だから結婚できない。結婚できないなら経済的に自立しなければ』と考え、求人が多そうな資格職に就こうと思いました。
OLとして働いたとしても、もしも結婚できなくて、『お局様』と呼ばれるのも嫌でしたし。生涯、自分のためにも人のためにも役に立てる仕事を考えた時に、やはり看護職につこうと決めました。
結婚したくないから、一人で稼いで生きられる職に就きたかったからです。
これといった取り柄のない30過ぎのバツイチ女性がこれから一生一人で食っていくと決めたら、職業の選択肢は決して多くはないから。
■何となく・気がつけば
私は人体の仕組みと心理に興味があり、解剖生理や心理学を学べる医療系を目指しました。4年目でやっと慣れてきたかな……。
本当はずっと違う学部学科に行きたかったんだけど、高校生のときの模試の判定があまりよくなくて…。でも看護学科だと判定が良かったんです。大卒の学歴も国家資格も両方とも取れるし、と思って看護師になりました。
人を助ける仕事に就きたいと思っていました!介護士や児童指導員などいろいろ考えていましたが高3のときの記憶は全く残っていませんでしたが自分で看護の道を選んでいたと親に言われました(笑)
なんとなく医療関係の仕事に就きたいなと思ったので指定校推薦のあった看護科に進学し看護師になりました。
私は始め保母さんになりたかったのですが、子供の急なけがなどの対応できたらいいなと、准看護師の免許を取っておこうと進学しましたが、その時の教務の看護師としての姿勢と優しさに触れ、また、実習で直接患者さんと触れ合いこれだ!と思い看護師になり30年以上になってしまいました。
目指した理由がどうであれ…
■今が充実していれば
資格うんぬんで看護師を目指すのも立派な理由のひとつだと私は思います。結局は看護師としての仕事をして、それが楽しいって少しでも思えるのなら、動機なんて…って思います。
仕事をちゃんとこなすなら、それもありだと私も思います。
今の若い看護師さんは確かに看護師になりたくてなっていない感じもしますが、反対に60歳台くらいの女性も働く場も限られていたのではないかと思います。家のため、という境遇の人もおられます。 そう思うと、周囲の反対もなく看護師として働けることを喜ばなけりゃいけないのかな、と思います。
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イラスト・なしま