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最近、電車内や駅の広告で大学の生徒募集の広告をみかけますが、看護科と大きく表記して広告を出されてる学校が多くなったと思います。
あきらかに看護科を新しく設置してる学校が増えてますよね、、。
このままいくと、あと数年程で看護師も増えて就職難になってしまうのでしょうか?
大学が増える=看護師が増える?
■増えたとしても…
看護学科のクラスは40名。卒業して20年余り、常勤で勤務しているのが確認できるのは2名のみ。やめてしまった同級生は『看護師はもういいや…』といっているよ。多く生まなきゃ、鯖や鰯のように生存率が低いからさ、看護師さん。
新人増えても、退職者も増えるので、微増でしかないでしょう。
看護師になる方も増えたとしても、色々な事情で退職をされて、そのまま潜在看護師になる方々も沢山いらっしゃると思いますので、看護師が有り余ることはないと思います。
■劇的に増えることはないのでは?
看護大学の増設は、看護教育を大学メインにするというのが最終目標なので、専門学校とかは減っていく筈です。そもそも、少子化で大学そのものの定員割れが問題になっている中、看護学科を増やしたからって看護師が簡単に増えることも無いでしょう。
看護学部は増えてる印象ありますが、反面、看護専門学校は縮小&閉校している学校が多いのも事実。
募集人数が集まらない学校もあるし、資格を取っても産休とったり休職したり合う合わないでやめたり、潰れる学校もあることも考慮しては。
准看護師の学校が無くなってきてるので、看護学校が増えたという感じはしません。
■頭数よりも質が問題…
今でもまだ、看護師の社会的地位は低いと思ってるのに、次から次へ3流4流大学が看護科設立して意識も低い、頭も悪い看護師が増えるのは困るな。
大学卒の看護師が増えて、看護師の地位向上になれば良いのですが、志の低い、質の悪い看護師が増えては困りますね。個人的には、看護学校の乱立を容認するのではなく、現在の現場の改善をしてほしいです。
看護師は、成績だけでなく、その人間性も重要だと思います。でも、最低限のレベルを保持するためには、国家試験のレベルも上げる必要があるのでは、と、最近ひしひし感じます。
新しくても古くても、良い学校が増えればいいな。で、古い考えや体制・職員の学校は潰れていけば良い。
本当にやってくる?看護師の職業難
■病院は減るかも…?
高齢者も増えてますので、病院での就職難はあっても、訪問看護や施設での求人は増えるのではないかと思います。
まだまだ需要(就職先)が多いでしょうが、就職先としては病院以外が多くなるでしょうね。
これからは在宅看護推進の時代に移っていくから、これから看護師になる人たちは在宅への需要が多くなり、大学病院なんかでは狭き門になるんじゃないでしょうか
医療費を抑制する為、国は7対1の病院を少なくしたり、ベット数を少なくする政策をとっています。必然的に必要な看護師数は減ります。数年後には、病院に就職することは難しくなると思います。
■たとえ「看護師バブル」がはじけたとしても…
どんな状況になろうとも必要とされる人材に自分がなり、後々仕事に困らないように努力することが求められているのではないでしょうか。
常に新しい医療を学び、自分の技術や知識を向上させていて、仕事ができて、専門性の高い看護師に対しては、いくらでも働く場所はあるが、仕事ができない看護師に対しては働く場所がなくなると考えます。
毎日勉強をして自分の仕事に自信を持っていればそんな心配はすることはないと思います。今看護師が増えたら自分の立場が危ういと考えている人は自己研鑽が足りない人だけかと。教育レベルの低いNsなんてはっきり言って相手じゃないです。
もし就職難になるかもと考えている方は自分の武器がないからではないですか?なら経験や資格やなんでもいいから通用する武器を手に入れるべきではないかと思います。
関連トピック:「
看護学校乱立
」
イラスト・なしま