まなび
  • 公開日: 2019/12/29
  • 更新日: 2020/1/7

【成人看護学8】過去問を解いて看護師国家試験対策!腹腔鏡検査では腹腔内に何を注入する?

過去13年分の看護師国家試験の問題から分野別に10問をピックアップして出題!

今回の出題分野は…

成人看護学

内視鏡的硬化塞栓療法後の対応は?血液透析の適応とは?

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それではさっそく問題を解いていきましょう!

第1問

45歳の女性。2ヶ月前から咳嗽と喀痰とが出現した。最近、倦怠感も強くなったため受診した。胸部エックス線写真で左肺上葉に異常陰影を認め、精査と治療とを目的に入院した。 検査の結果、左肺上葉の腺癌と診断され、開胸左肺上葉切除術が予定された。術前肺機能検査結果は%肺活量70%、1秒率85%であった。手術前の呼吸練習で適切なのはどれか。

第2問

45歳の女性。2ヶ月前から咳そうと喀痰が出現した。最近,倦怠感も強くなったため受診した。胸部エックス線写真で左肺上葉に異常陰影を認め,精査と治療とを目的に入院した。
左肺上葉切除術後2日目,右肺下葉で呼吸音が聴取されない。体温37.4℃。呼吸は浅表性で25/分,血圧164/96mmHg。鼻カニューレで3L/分の酸素吸入を行い,経皮的動脈血酸素飽和度86%。胸腔ドレーンは-10cmH2Oで低圧持続吸引してる。痰がからんでいるため喀出を促したが「痛くてそれどころではない」と顔をしかめた。
対応で最も適切なのはどれか。

第3問

63歳の男性。妻と2人暮らし。肝機能異常を指摘されていたが、自覚症状がなく積極的な治療を受けていなかった。最近、倦怠感があり受診したところ肝機能データが悪化しており、腹腔鏡検査と肝生検のため入院することになった。慢性心房細動のためにβ遮断薬、血栓予防のために低用量アスピリンを内服している。
腹腔鏡検査についての説明で正しいのはどれか。

第4問

63歳の男性。妻と2人暮らし。肝機能異常を指摘されていたが、自覚症状がなく積極的な治療を受けていなかった。最近、倦怠感があり受診したところ肝機能データが悪化しており、腹腔鏡検査と肝生検のため入院することになった。慢性心房細動のためにβ遮断薬、血栓予防のために低用量アスピリンを内服している。
精査の結果、肝硬変と食道静脈瘤が認められ、内視鏡的硬化塞栓療法が必要となった。医師から説明を受けた患者は「病気が悪くなっていくようだ。これから必要な治療についてたくさん話されてもついていけない。何のためにこの治療が必要なのかもう一度教えて下さい」と看護師に尋ねた。
内視鏡的硬化塞栓療法の目的で正しいのはどれか。

第5問

63歳の男性。妻と2人暮らし。肝機能異常を指摘されていたが、自覚症状がなく積極的な治療を受けていなかった。最近、倦怠感があり受診したところ肝機能データが悪化しており、腹腔鏡検査と肝生検のため入院することになった。慢性心房細動のためにβ遮断薬、血栓予防のために低用量アスピリンを内服している。
内視鏡的硬化塞栓療法が実施され帰室した。悪心と前胸部痛はなくバイタルサインは安定している。
帰室後24時間の対応で適切なのはどれか。

第6問

34歳の男性。運送会社で配達を担当している。6ヶ月前の職場の健康診断で、血圧142/90mmHg、尿蛋白(2+)、尿潜血(2+)を指摘されたが放置していた。1週前、風邪症状の後に紅茶色の尿がみられたため内科を受診した。血清IgAが高値のため精査が必要となり入院した。
経皮的腎生検を行うことになった。説明で適切なのはどれか。

第7問

34歳の男性。運送会社で配達を担当している。6ヶ月前の職場の健康診断で、血圧142/90mmHg、尿蛋白(2+)、尿潜血(2+)を指摘されたが放置していた。1週前、風邪症状の後に紅茶色の尿がみられたため内科を受診した。血清IgAが高値のため精査が必要となり入院した。
検査の結果、IgA腎症と診断され昼間だけの勤務に変更した。塩分1日7g以下の食事制限と3ヶ月ごとの定期受診が指示された。塩辛いものが好きで外食の多い患者は「塩気がなくて食べた気がしない」と減塩食に物足りなさを感じている。対応で適切なのはどれか。

第8問

34歳の男性。運送会社で配達を担当している。6ヶ月前の職場の健康診断で、血圧142/90mmHg、尿蛋白(2+)、尿潜血(2+)を指摘されたが放置していた。1週前、風邪症状の後に紅茶色の尿がみられたため内科を受診した。血清IgAが高値のため精査が必要となり入院した。
仕事が忙しくなり、退院後は一度も受診せずに2年が経過した。2ヶ月前から疲れやすくなったが、仕事のせいだと思い放置していた。1週間前から息切れ、食欲不振、および浮腫が出現し、昨日から眠気と嘔気および嘔吐とがあり外来を受診した。体温36.5℃。脈拍数98/分。血圧238/112mmHg。血液検査で尿素窒素100mg/dl、クレアチニン12.0mg/dl、Hb7.1g/dl。胸部エックス線写真で心拡大と肺うっ血とが認められ入院した。
直ちに行われるのはどれか。

第9問

50歳の男性。事務職。飲酒は缶ビールを350ml/日。特定健康審査でLDLコレステロール156mg/dl、HDLコレステロール35mg/dl、中性脂肪200mg/dl。他の検査項目に異常はない。
食事指導で適切なのはどれか。

第10問

成人女性の普通歩行(分速60~70m程度)20分程度と同等の身体活動量はどれか。


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