• 公開日: 2014/1/25
  • 更新日: 2020/3/26

【連載】看護師 国家試験対策・過去問

【老年】成年後見制度で正しいのはどれか。(第96回)

【老年】成年後見制度で正しいのはどれか。

  1. 家庭裁判所は保佐人を選任できない。

  2. 施設入所の契約は後見人に依頼できない。

  3. 判断能力のあるうちに後見人を指定できる。

  4. 寝たきり高齢者の増加によって設けられた制度である。

―――以下解答―――









(解答)3  

<解説>

1.(×)家庭裁判所で成年後見人、保佐人、補助人を選任できる。

2.(×)後見人には不動産や預貯金などの財産の管理、身のまわりの世話のために介護などのサービスや施設への入所に関わる契約などを依頼することができる。

3.(○)判断能力があるうちに代理人を選ぶ制度(任意後見制度)と、判断能力が不十分な段階で代理人を選任する制度(法定後見制度)がある。

4.(×)成年後見制度は、認知症、知的障害、精神障害などの理由で判断能力の不十分な者を対象に設けられた制度である。

関連記事

看護知識

ナース専科で看護知識を”学ぶ”記事ランキング