「ラウンジ☆セレクト」は「ラウンジ」で盛り上がった話題と、そこに寄せられたみなさんのご意見を紹介しています。
30代後半ですが独身です。
家庭があれば家庭優先なのは仕方ない。妊婦であれば気遣わなければならないことが一杯あるのも分かる。だがしかし!旦那さんと二人暮らしなのに「姑が口うるさいから夜勤があまりできない」…という理由はなかなか納得できない…
妊娠した事を報告もしてこないけど、「気をつかってもらって当たり前」…みたいな空気もたまらなく嫌…
独身で楽で暇なんでしょ…みたいな認識はまだまだ根強い。悔しいなぁ…と悶々とした最近です。
独身者が犠牲になるのは、どこも一緒?
■同じような経験があります。
家庭を持っているから、妊婦だから、子持ちだから、独身者と違って制約がありそんなに仕事が出来ないし配慮されて当然みたいな態度を全面に出されると、イライラし通しです。仕事は仕事だと思います。
お盆や正月に家庭もちが優先されて休みを取れるのが許せませんでした。盆・正月に休みたいなら、最初から病棟に勤務すんな!!って思ってます。いまでも。
独身じゃなくても「楽して暇なんでしょ」って言われましたよ。夫や姑に協力してもらってるので大丈夫ですと話しただけなのに…結局既婚、独身というより「大変、忙しい、ツラい」と愚痴らない人は、楽して暇なんでしょと妬まれるのかな。
■「○○してもらって当たり前」の空気はどこにでもある。
確かに、当然という態度だと腹が立ちますよね。でも、病院側は、既婚者子持ちなど、構わずいろいろな要求を出してきます。これに対し、母親は強い態度で意見を言わないと、家族を守れないときもあります。でもフォローにまわってくれる方々に対して感謝は忘れてはいけないと思います。
誰にでも自分のことや家族のことで急に休まざるを得ない時もあります。だけど、「気を使ってもらって当たり前」みたいな言動は、やっぱりどうかと思います。もう少し謙虚にできないのかと思うこともしばしばです。
残業だけでなく休み希望等も、はたから見ると仲間に気を使い最小限にしている人と、反対にそんなことを当然の権利みたいに主張するの?という人がいます。価値観の違いでしょうかね。
それぞれの立場の言い分
■独身者だって大変なんですけど…
私も職場の数少ない独身なので、「○○くんはどう?」など勝手に勧められるのが嫌です。自分で探すのでほっといて…
単身のスタッフに対して、誰彼なく「あの人、独身だって。どう?」を繰り返す、上司の姿にも呆れることがあります。
妊婦さんが病棟で勤務するのは大変だろうなっていうのはわかっています。でも、私たちだって大変なんです。少しでも「申し訳ない」という態度を出してくれれば、多少の我慢はできますが、「妊婦なんだから気遣ってもらって当たり前」みたいな態度を出されると、イライラします。独身だから暇というわけではないんだって思います。
■子持ちだって気を遣ってます。
いま私は子持ち既婚者ですが、迷惑をかけたくないのでパート勤務にしています。正直、そのように思われるのが嫌だからです。
私の子育て中は、子供や家庭を犠牲に、仕事をしてきました。それが出来ないときは退職し、しばらくして再就職すると言うかたちでした。
■立場が変われば、考え方も変わる
独身の時は夜勤や日曜・祝日勤務多かったです。穴埋めのような時もありました。結婚してみると、夫婦2人とはいえ残業であまり長い時間は無理で、「家庭あっての仕事」のようになりました。既婚者・未婚者それぞれ言い分はありもっともだと思います。
独身者は独身者の、既婚者は既婚者の、それぞれの「事情」ってものがありますから、お互いに相手を気遣うことが出来ればこんな問題は起きないのではないかなって思います。
私は30代に入って結婚しました。結婚するまでは、彼氏がいないと言えば、○号室の××さん、独身だって、連絡先聞いとけば~とか、旅行で休みを取れば、独身は気楽よね~と言われ、結婚したら今度は早く子供作らないとね~…その都度言われました。
■「お互い様」って何だろう?
お互い様だと思っているので、幼いお子さんがおられたりすると、気を使ってフォローに回ります。自分も子供が小さい時、いろいろ職場でフォローに回ってもらった覚えがあるからです。
「お互い様」は通用しない時代になってきたと思います。生涯独身率は男性35%、女性27%になったと今年の統計結果が出てニュースになってます。これで果たして「お互い様」が通用するのでしょうか。
助けて貰ったら「有り難う」。「お互い様」というのは、助けた時のセリフです。
みんなそれぞれ大変なのは当たり前。それを私の方が大変に決まってるなんてアピールするなんて…。
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ちょっとだけ愚痴を…
」
イラスト・なしま