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  • 公開日: 2020/9/14

時短勤務なら業務はフリー?受け持ち?

多くの職場で産休・育休明けなどで、時短勤務を選択する看護師がどんどん増えてきていますよね!
実際に時短勤務をしてみると、時間は短いけど意外と働きにくいとか申し訳ないなどいろいろな問題が生じてくることが少なくないはず…。
現代の女社会を時短勤務で働くってどんなことなんだろう?

 

時短勤務での業務はフリー?受け持ち?

ナース専科調べ(2020年8月22日/有効回答数:199)

6割以上の時短勤務経験者がフリー業務をしたいと考えている結果に。やっぱり時間が短いし精神的にも受け持ちは難しいのかな…?
それでも、受け持ち業務を率先してやりたい理由やメリットってなんだろう?
それぞれの業務を選択する時短勤務者が業務に対してどんなモチベーションなのかを探ってみよう!

多くがフリー業務を選択する理由

フリー業務はいろいろと融通が利く

時間調整ができる。

フリー業務の方が早く帰りやすい。

自病棟ではフリー業務のほうが、急に帰らなければならなくなったときも病棟全体に影響が少いため

フリーだと子どもが熱を出したり急に帰らないといけなくなった時に対応できる。

フリー業務は精神的にも仕事内容も負担が少ない

フリーなら気が楽。

精神的負担が少ない気がするから

フリーの方が情報収集の負担が少ないから

送りをしなくてもよいから

受け持ち業務はいろいろな面で大変だから

受け持ちだと記録や処置などで常勤でも定時上がりができない。

急変などがあって残業をしなくてはいけなったりして中途半端になりそうだから。

時間的に制約があるならば、日勤の受け持ちという責任は果たせない

時間が短いので、そんなに多くの業務をこなせないから。

時短で受け持ちをすると同じ勤務者の重荷かも…

受け持ちを持ってしまうと責任もって最後まで看護の提供などが出来なくなり他の人に頼むことが必要になってくる。
他の人に迷惑をかけることになるから、フリー業務で出来る範囲のことを実施する方が良い。

受け持ちだと、帰った後の業務が変わりにするスタッフの重荷になる。

受け持ちだと次の勤務者が来る前に帰るので、日勤者に申し送りすることになるので気が引ける。

時短勤務者が受け持ちしたら患者さんにも申し訳ない…

時短で早く帰ってしまうのは、受け持ち患者さんに申し訳ない。

時短のため患者さんと向き合える時間も少なく、信頼関係を築けるか不安。

時短だと、フルの人に受け持ってもらってる患者さんと差が出そうだから

受け持ち業務を選択する少数派の理由

受け持ち業務を選択するメリットは?

受け持ちであれば自分なりに時間を計算して動けるから

受け持ちの方が、しっかり患者さんと関われるから

受け持ち患者がいると、個別性の関わりができるため。フリーでは、清潔ケアをすることが多く、断片的にしか患者を看ることができない。

時短っていう、後ろめたさもあるけど、やはり、その日に寄って、職場に求められる業務で役に立ちたい、患者さんとも関わりたいから、フリーばかりはしんどい

フリー業務はなぜ嫌?

フリーは、飽きてしまいそうだから

患者の状況を十分理解できていなくても、患者に接しなければならないことが苦痛。

フリー業務では看護を深めて考えることが難しい

フリー業務も受け持ち業務もどりらもやりたい!

どちらもやりたい理由

オールマイティに仕事をこなせないと、病気など急な欠員がでた時のフォローが出来ないから。

毎回フリー業務だけだと受動的な仕事になってしまう。実際に患者を受け持つと、その患者に対する責任が生じ、アセスメントしたりと能動的に仕事をすることで看護師としてのスキルを保つことが出来ると思う。

どちらでも対応できるようになりたい

毎日同じことの繰り返しは嫌だから。

ある程度患者さんを受け持たないと、フリー業務がつとまらないと感じるから。

 

イラスト・まえかわしお

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