「ラウンジ☆セレクト」は「ラウンジ」で盛り上がった話題と、そこに寄せられたみなさんのご意見を紹介しています。
1年目の初夜勤の時に、ある患者さんがお亡くなりになりました。自分は初めての夜勤だったこともあり、ショックも大きかったです
それ以降も自分の夜勤で2回患者さんをお看取りしました
また、2年目になってからというもの、夜勤で3回連続で患者さんの急変が起きてます
1年目のときから先輩たちには「絶対引くタイプだよね。」と言われてきました
2年目になってからこうも私のときばかり起こると、この職業を続けてはいけないのかとまで思うようになりました
月に6回ある夜勤ですが、1/2が急変など起きるとなると身体が持ちません
■結構みんな「引いてる」!?
私も゛ツイてる“(引く人)でした。
おくり人とまで言われたり、「後何人コロすの?」とまで言われてました。
ある夜勤では、重症患者観察室にいた患者が同時に急変しお看とり、
夜間帯で3人お看とりということも。私を含む3人のメンバーが一緒の夜勤はデビルとも呼ばれ、やはり荒れ模様に。
私も1〜2年目の時は「貴方と仕事すると荒れるから嫌!」と言われる程、
急変に当たるタイプでした。
■今だけと割り切ってみて
急変は起こる時は起こる。
「急変によくあたる」とか言いますが、たまたまですし、長い目でみればそんなに変わらないと思います。
そーゆーときもある!他の人と比較しないとわからないし、長期的に見てみてください。
これから夜勤して五年経って何人亡くなったって見てみたら恐らく他の方とかわらないですよ。当たる月もあれば落ち着いてるときもある。そんなもんです。
大抵の場合1年で他の人に移り、年が明けると移る場合と年度替わりで移る場合があります。
たまに1年以上続くことがありますが、少しずつ減って行きます。
■患者さんはあなたを選んでいるのかも…
患者さんが自分たちを選んでくれているんだと思っています。
別に急変の患者さんを受け持っても悪いことないと思いますよー
考え方を変えて、患者さんは私に送って欲しいんだと思うようにしたら辛い事は無かったですよ。丁寧にお見送りしてました。人って気持ちの持ちようだと思いましたよ。辛いと思ったら看護師続けられないしね。
私は勉強させて頂いていると前向きにとらえていました。
■急変への備えも大切
不安だし私の時には‥という思いがあるので、急変対応のセミナーに参加したりして知識を増やすようにしています。
他の方も書かれてますか、急変する6~8時間前から病状の変化というものがあり、急変に至ると言われています。
急変時の対応や病棟の特徴にあった急変が何か学習していく事も必要ですね。
その時の経験から、対応できるように自己学習したりし、今につながっています。
患者さんには申し訳ないですが、経験を重ねないと難しいことです。
急変にあたらず年数を重ねると、いくら業務年数が長くても動くことはできません。
急変が起こる前に、患者の異変に気づく事ができたらいいなと思います。観察力をもっと磨きましょう!!
医療従事者なので、非科学的な事は考えず、急変前に患者さんのシグナルはなかったのか、ふりかえって見て下さい
■悪いことばかりでもない
急変にあたるのはストレスかもしれないですが、その分成長出来るのではないでしょうか。
患者さんの異変に早く気付くことが出来るし、率先して行動出来ると思います。
2年目〜3年目になる頃は急変などが起きても対応できるようになりましたし、エンゼルケアも先輩より早く上手くもなりました
数年後必ず実力になりますので、ストレス発散しながら休み休みがんばってくださいね
■自身のメンタルケアも大切
緩和ケアのセミナーに行くと、ホスピスでは月に25名もお亡くなりになることがあり、看護部長がスタッフの話を聞いていると言われました。
他の病院でも、お見取り後のスタッフのケアもされてるところがあるそうですね。
辛いなら、上司に相談しても良いかもしれません。
身体のサインは無視せずに、いたわってあげてください。まずは上司や話しやすい先輩や同期に相談してみましょう。そして、必要な時は受診してみてください
今は、先輩や師長さんに相談したり、同期と愚痴ってストレス発散したりしながら、ストレスを溜めない事、急変が続いたとしても自分のせいだ…と落ち込まない事がとても大切だと思います。
関連トピック:「
“引くタイプ”といわれる
」
イラスト・なしま