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看護師5年目です。採血を失敗してしまい、患者さんに怒られました。
「おめぇふざけんな!何やってんだよ!」 と言われたので、他の方と変わろうとしたら、お前がやれよ!と。
夜勤明けだったため、日勤の看護師にチェンジしてもらう事を説明しました。すると、いいから早くやれよ!と。そしたらすごく緊張してしまい、また失敗してしまいました。
「この下手くそ!ふざけんなよ!すみませんじゃねーよ!もう、採血しねぇからな!」、と怒鳴られ睨まれてしまいました。
血管がよく出る患者さんなのに、どうして失敗してしまったのか自分でもわかりません。自信をなくしてしまいました。
採血の壁
■採血のプレッシャー
朝の採血は大変ですよね、人数多いと余計焦ります…
外来でDMの患者さんは1度の失敗でえらい怒鳴る人が多かったですよ。
採血前から「痛くないようにしてくれ」「もっとベテランに変われ」など言われたことがあります。
転職して今まで得意としていた採血や点滴が、がん患者に代わっただけで失敗ばかり。自信をなくしているところです…
■患者の真意は?
何で失敗すると分かっているのに、もう一回させたんだろう…
怒鳴りたかっただけなんだね。
患者さん自身の生活背景や病気、症状などで患者もイライラしていたのかもしれない
怖いけど、看護師さんが上手くなって欲しい思いとが交錯していたのかも
どうぞという優しい気持ちを表出するのが苦手な方で、怒っているような言い方になる人もいます。
協力したい精一杯の思いを伝えているのかも
■採血失敗…私ならこうする!
失敗したら誠意をもって謝罪する。
繰り返し謝罪しても怒っている患者は、上司に対応してもらったほうが良い
他の仕事をしてからその患者さんの採血に行くかな。
お互い少し時間をおくと冷静になり、緊張も怒りも和らぐと思います。
その患者に「手が震えてうまく採血が出来ないかもしれません。」と、伝えるべき
私も以前失敗して怒られたことがあります。
ごめんなさいと言えば、謝られても仕方がない!と言われました。 なので、チャンスをありがとうございます。と言い換えてチャレンジしたら、相手の表情が凄く変わりました。
■採血時のコツ!
自分の血管も目視出来て、穿刺時に血管が収縮して逃げていく事があります。しっかりと血管を押さえることで穿刺ができるようです。
今度は何か手段として温タオルであたためてみるとか
狙ったら、スッと一気に刺しましょう。 ちょっとためらうと刺入角がずれたりします。 狙った獲物(血管)は確実に。
焦っていても「確実に行ける」という確証が持てる血管を探すこと。
難しそうと思っても動揺を決して表情にださないこと。
それからこんにちは。よろしくお願いしますなどと一言あいさつと笑顔を忘れない。笑顔をつくること、明るく挨拶をすることで不思議と自分の緊張もほぐれてきます。
■患者さんへの感謝を忘れずに!
怒りながら、睨まれながらも二度採血させていただいた患者さんには感謝。
患者さんから看護師として成長させてもらえていることを忘れないで。
自分からその人の所に出向き 「先日はすみませんでした、何度もさせていただいて有り難うございました。」と言ってみて。
きっと今まで以上のよい関係が築けると思いますよ。
採血だけが看護ではありませんので、成功し感謝される場面を心の栄養にして、自信を取り戻していってください!
これから経験を積んで心が強くなればきっと失敗も少なくなると思いますよ。
関連トピック:「
採血失敗
」
イラスト・なしま