まなび

わかりやすい看護用語まとめ

尺骨神経麻痺。神経のどこに傷害を負うかで症状が違う!

2020/3/27

尺骨神経麻痺
読み方:しゃっこつしんけいまひ

 

尺骨神経麻痺とは

尺骨神経が何らかの影響で障害されて生じる麻痺のこと。

症状

尺骨神経の障害が生じた場所によって症状が異なる。

肘より上の外傷による障害の場合
前腕の尺側と小指・環指小指側1/2の掌背側の感覚障害。環小指の屈曲障害。母指球を除く手の中の筋肉が麻痺し巧緻運動障害が生じる。鉤(かぎ)爪変形(鷲手変形)も生じる。

ギヨン管部(手首あたり)での損傷の場合
感覚障害だけや、第1指間のみがやせて感覚障害がないものなどいろいろな症状がある。鉤爪変形。鷲手変形とも言う。尺骨神経麻痺で手内筋が萎縮。特に環指・小指の付け根の関節(MP関節 中手指骨関節)が過伸展。第1・2関節が屈曲した形になる。

治療

原因が骨折や脱臼などの外傷、神経損傷、腫瘤によるものなどは手術が必要。神経の手術で回復の望みの少ない場合は、ほかの筋肉で動かすようにする腱移行手術がおこなわれる。

回復の可能性があったり、原因不明の場合は保存的治療(安静、リハビリなど)をするが、まったく回復しない場合や麻痺が進行する場合は手術することもある。

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