まなび
  • 公開日: 2020/3/9

ピロリ菌の治療の時は要注意。抗生物質起因性出血性大腸炎とは

抗生物質起因性出血性大腸炎
読み方:こうせいぶっしつきいんせいしゅっけつせいだいちょうえん

 

抗生物質起因性出血性大腸炎

合成ぺニシリン製剤の内服による発症が多い。合成ペニシリン製剤は、ピロリ菌の除菌で使用されるため、患者さんへあらかじめ注意を呼びかける必要がある。

原因菌

クレブシエラ・オキシトカ(Klebsiella oxytoca)など。

症状

突然の腹痛。 水様下痢で始まり、トマトジュース状の血性下痢になる。発熱や炎症反応は少ない。

検査

内視鏡検査で、発赤、びらん、出血や浮腫がみられることがある。

治療

原因薬剤中止でより速やかに改善。

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