まなび
  • 公開日: 2020/2/5

あの名作映画にも描かれた疾患。いまだ原因不明の嗜眠性脳炎とは

嗜眠性脳炎
読み方:しみんせいのうえん

 

嗜眠性脳炎とは

流行性脳炎のひとつ。高熱、四肢の不随意運動、嗜眠、不眠などの症状がある。

1916年ごろから主にヨーロッパと北米で猛威を奮い、感染者の3割が死亡、残りの患者も障害が残ったとされている。

1927年に終息を遂げていて、近年ではまれ。原因となる病原体は実はまだ見つかっていないが、おそらくウイルス性のものだと考えられている。

報告者の名からエコノモ脳炎とも言う。

映画にもなった

「レナードの朝」という映画で嗜眠性脳炎の患者達や、抗パーキンソン病薬のことについて描かれている。看護学校によっては授業に使われることもある映画。

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