社会生活技能訓練(SST)
読み方:しゃかいせいかつぎのうくんれん(えすえすてぃ)
読み方:しゃかいせいかつぎのうくんれん(えすえすてぃ)
社会生活技能訓練(SST)とは
主に、対人場面における適切で効果的な行動のことを言う。人との接し方を改善したり、服薬をきちんと行うなどの生活技能の向上を目指す。
また長期入院によって未経験であるもの(駅の自動改札の通り方、スクランブル交差点の渡り方、ガスコンロの使い方など)も学ぶ。認知行動療法のひとつ。
対人面のプログラムとしては、挨拶をする、人の要求を丁寧に断る、謝るなどがある。
プログラムの例
テーマを決めディスカッション
言葉でのやりとりを訓練するとも言え、相手の意見をしっかり聞く、自分の意見を適切な方法で述べるなどの要素が訓練できる
スポーツなどのゲーム
ルールのもとに楽しむ、勝敗という結果を受け止める、チームで協力する、など人間関係には必要な要素が多く含まれる
ロールプレイ
本当はイヤなのに断れなかったなど、過去に困った場面を再演し、どのように断ればよかったか参加者で考える
その他
料理、工作(陶芸、絵を描くなど)もある