まなび
  • 公開日: 2020/1/31

精神科の課題、施設病とは何か?

施設病
読み方:しせつびょう

 

施設病とは

精神科などの長期入院によって、常同行為、常同姿勢、無気力、無関心、自発性の欠如、受動性・感情の平板化といった陰性症状を示すもの。別名、ホスピタリズム、インシュティテューショナリズム。

ADLやセルフケアレベルが退院可能なレベルにあっても、病院を出て行く意欲がない人もそれにあたる。

原因として、硬直した施設に対する適応的な反応とする意見や、疾患そのものの症状という意見もある。

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