災害看護
読み方:さいがいかんご
読み方:さいがいかんご
災害看護とは
災害に対する備えの時期(災害準備期)から、発災直後の急性の時期(災害急性期~亜急性期)、さらには中長期的な復旧・復興の時期(慢性期・復興期)における人々の生活と健康状態を対象とする看護。
各時期における特徴的なニーズを把握し、人の生命、生活と健康の課題に対する支援活動を行うよ。
災害サイクルとは
どんな災害も、- ①発生直後から急性期
- ②亜急性期
- ③慢性期
- ④復興期
- ⑤静穏期(災害準備期)
- ⑥前兆期
を繰り返すと言われている。これを災害サイクルという。
災害サイクルに合わせた看護
①災害発生~急性期(災害発生~48時間)- 初期体制作り
- 災害医療3つのT(トリアージ、治療、輸送)の展開
- 救命救急活動
- 整体(遺体の処置)
- こころのケア
- 重症患者への援助
- 避難生活上の環境整備
- 感染症予防
- こころのケア
- 慢性疾患患者の急性増悪予防・対応
- 巡回診療
- こころのケア
- 健康生活の立て直し支援
- 地域社会の立て直し支援
- 災害看護教育
- 防災訓練
- 資材・機材の準備
- 救援ネットワーク作り
- 防災予知・予報
- 避難準備
- ネットワークの確認