「ラウンジ☆セレクト」は「ラウンジ」で盛り上がった話題と、そこに寄せられたみなさんのご意見を紹介しています。
現在私は、医療安全委員会に所属しています。
ヒヤリハットから、よく出るのが「センサーマットの付け忘れ」です。
みなさんの病院では、センサーマットに関するヒヤリハット対して、何か改善策はありますか?
■センサーチェックは必須
「ベッドから離れる時は、必ずセンサーチェックしてから離れる」という対策をとっていました。
センサーマット敷いてる人は、ケアが終わったら必ず自分で踏んづけて作動させる決まりがあります。
スイッチ自体オンになっていても作動しないで患者が転んだこともあったので。
ケア後に必ず自分で作動させ、アラーム(コール)が鳴ることを確認するクセをつければいい
各時間帯の巡視でも踏む決まりです。
センサーのスイッチは切らない!
手間ですが、スイッチをOFFにせず、マットの位置をずらして戻すという風にしたところ、戻し忘れということはなかったです。
スイッチは、なるべく切らないように…特にスタッフの少ない夜勤帯はそうするようにしてました
■張り紙などの工夫をしている病棟も
センサーマットの上に
1.センサーON
2.必ず踏んで確認
と表示してあります。
セラピストやワーカーさんなどいろんな職種が患者に関わるので、表示して統一を図っています
当院ではセンサーマット患者には、ピンク色のマットを床に敷くなどの意識付けも試みてますが、なかなか周知徹底ができていません
■センサーマット頼り過ぎにも注意
センサーマットに頼る割合が大きくなれば大きくなるほど、事故の発生頻度は増えます。
センサーマットはあくまで最悪の状況・予想外の状況が起きた時のために使用していました。
ですからセンサーマットを使用していても、使用していない時と同様に訪室や観察を行います。
関連トピック:「
センサーマット
」
イラスト・なしま