編集部セレクション
  • 公開日: 2019/11/28
  • 更新日: 2020/1/15

病院今昔物語~実はあなたも”古いナース”!?ハイテク機器に指導方法も変化

「ラウンジ☆セレクト」は「ラウンジ」で盛り上がった話題と、そこに寄せられたみなさんのご意見を紹介しています。

 今回のトピック 
知識や技術、器具、その他看護にまつわることで、昔と今で変わったことを教えてください。
先輩たちがしていることに驚くこともしばしばありましたが、それは私がどのような流れで変わったのかを知らないからだろうと思ったので、トピックたてました。

 

■昔は当たり前だった…再利用系

今では考えられないのですが、病棟で使用するクーパーとか鉗子とか鑷子とかガラスの注射器など、夜勤帯で煮沸消毒してました。

術衣も洗濯して天日干しして、畳んで滅菌。

使用済みの手袋を洗って乾かして、タルクと言うパウダーを振りかけて、再利用していました。

中絶処置では、ラミナリアを洗い天日干しして再滅菌してからの使い回し

 

■アナログからハイテク機器へ!業務系

医師の回診は、医師1人に看護師数名付いて回って、ひとりひとりカルテを開いて差し上げて、今よりずっとお医者様々してました。

うちの病院は、まだ紙カルテなんですが、検査データやレントゲンはパソコンで見れるようになりました。 そのため、シャーカステンが非常に邪魔な存在になりました。

体温表は赤青2色鉛筆で、3交代標準で基本看護師2人もしくは看護師1人、良くて助手1人付き、準夜勤の記録はブルー、深夜勤は赤のボールペンで、巡視の実施もいちいち記録していました。

患者様という呼称や看護がサービス業という括(くく)りになった事。
そして、接遇マナー(研修)が 当然になった事。

白衣は基本ワンピースで白のストッキングにナースサンダル、ナースキャップが標準、看護通販のオマケに白のストッキングが付いていて、感染予防のガウンも普通に布の予防衣

 

■次代の変化とともに、指導も変わる

新人教育方法でしょうね。
昔はスパルタ、今は褒めて育てる。

新人にはプリセプターどころか、指導担当者もいなくて、自分から色んなことを付いて回って習って自分で根拠とか調べて、且つ見て覚えるとか、職人かというような、恐ろしい教育体制でしたね。

  昔はエビデンスなんてことで教えられること無かったです。
なので理にかなってないことたくさん教えられたと思います。

関連トピック:「 昔と今で変わったこと。知識、技術、器具など
イラスト・なしま

関連記事