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わかりやすい看護用語まとめ

黄色いブドウのようなバイ菌、MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)。他の色もあるのか調べてみた

2019/9/30

MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)
読み方:えむあーるえすえー(めちしりんたいせいおうしょくぶどうきゅうきん)


イラスト・dosankotsukushi

 

MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)とは

メチシリンやペニシリンなどのβラクターム系抗菌薬に対して耐性を獲得した黄色ブドウ球菌。感染から半日~3日ほどで発症し、肺炎や髄膜炎を起こす。カテーテル感染などの場合は敗血症になることもある。

治療困難

院内感染の起因菌として問題になっている。免疫機能が低下した患者さんに感染しやすく、抗菌薬が効きにくいため、治療困難で死亡につながることもある。

そのため感染リスクの高い患者の症状が長引いているときは、MRSAを疑い検査する必要がある。

治療と問題

MRSAにはバンコマイシンなどの限られた抗菌薬しか効果が期待できない。その一方で海外では、このバンコマイシンにも耐性をもったVRSA(バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌)が出現している。

院内感染だけでなく市中感染型も

近年、小児や若年の健常者に感染し、皮膚・軟部組織感染症を発症するケースも。これを市中感染型MRSAという。治療すれば良好な経過をたどるが増加傾向にあり注意が必要。

なぜ黄色いの?

培地などで培養された菌集落の色が黄色だから。ちなみに昔は「白色ブドウ球菌」というものもあり、現在ではコアグラーゼ陰性ブドウ球菌属と呼ばれている。

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