ラオスの小児医療は、まだまだ環境が整っているとは未だ言いがたい状況です。
特に、緊急性が低い”障がい”に対する対策は遅れていて、家族は障がいに関しての知識を得る機会もなく、何が出来るのかもわからず、障がいのある子どもは家に置き去り状態のこともあるのだとか…
そんな子どもたちを1人でも多くサポートとしたい、と活動されている看護師がいます。赤尾和美さんです。

ラオスで看護師をされている赤尾さん
赤尾さんは、ラオスの「ラオ・フレンズ小児病院」で看護師として働く一環で、2年前から、個別に発達や障がいの状況を評価しケアをする「Development Clinic」という活動に関わっています。

クリニックは週1で開催。PTOTや栄養士など他業種とチームを組んでいる
クリニックでは、この5つのケアが特に必要なのだそう。
1つ目:新生児へのケア
2つ目:口唇口蓋裂の子ども達へのケア
3つ目:コミュニケーションに問題ある子ども達のケア
4つ目:患者さんご家族のためのサポートケア
5つ目:患者さんやご家族に対する緩和ケア
しかし、充実したケアを展開するためには、今のスキルセットだと足りない。どうしても、ラオス人スタッフへ専門家からの指導が必要。ラオス人スタッフにしっかりとした研修を受けてもらって、彼らのキャパシティを向上させて、患者さんと家族の笑顔をもっともっと増やしたい…
今、そのための資金を集めるため、クラウドファンディングが開かれています。
支援の締切りは、8/31(土)まで。詳細はクラウドファンディングReadyforのサイトで見ることができます。
※クラウドファンディングは終了いたしました。たくさんのご支援ありがとうございました。