まなび
  • 公開日: 2019/8/12
  • 更新日: 2019/8/27

明けない夜はない。ただし下剤1,800mlを飲み干せば。クエン酸マグネシウム(マグコロールP)とは?

クエン酸マグネシウム(マグコロールP)
読み方:くえんさんまぐねしうむ(まぐころーるぴー)

 

クエン酸マグネシウム(マグコロールP)とは

下剤のひとつ。腸管の内容物を排出させて、空っぽにさせることが目的。腸管内に水分を貯留させることで、瀉下(水などをそそぎくだす、下痢など)作用を発現し腸管内洗浄効果を示す。

どんな時に使われる?

  • 大腸検査(X 線・内視鏡)
  • 腹部外科手術時
  • 特徴

    用量により峻下剤(強い作用の下剤)にも緩下剤(比較的弱い作用の下剤)にもなる。腹痛を伴わず、耐性も生じない。

    1,800mlの量を飲み干さなければならないことも

    大腸内視鏡検査前処置として、本剤を水に溶かして全量約1,800mL。成人の場合、これを検査予定時間の4 時間以上前に約1 時間かけて飲み干すことも。

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