まなび
  • 公開日: 2019/3/28
  • 更新日: 2019/7/30

心臓の動脈がけいれん!そして狭心症へ…日本人に多い冠動脈攣縮(冠攣縮)とは?

冠動脈攣縮(冠攣縮)
読み方:かんどうみゃくれんしゅく(かんれんしゅく)

冠動脈攣縮(冠攣縮)とは

心臓の表面を走行する太めの冠動脈。これが、一過性(ほぼ瞬間的)にけいれんした状態のことをいう。

発見しづらい

実は冠動脈攣縮(冠攣縮)は、突然死をも起こす恐ろしい病気。
狭心症の6割にこれが関係しているといわれている。日本人は海外と比べて、この疾患は多い。

さらに、瞬間的に起こるため、病院で心電図検査を行ってもほとんど見つからない。

冠攣縮性狭心症

このけいれん(攣縮)により、冠動脈が完全、またはほぼ閉塞されると狭心症発作が起こる。心電図上、ST上昇を伴うもの、ST下降を伴うものとがある。これらの病態をまとめて、冠攣縮性狭心症という。

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