不完全恐怖
読み方:ふかんぜんきょうふ
不完全恐怖とは?
強迫性障害にみられる症状のひとつ。秩序やルールを完璧に守らないと気がすまない種類の症状。 ちょっとでも「ルールどおりにできたか?」と疑問を持つことで確認を繰り返す。また途中少しでも違うとイチからやり直す。 一例として、自分自身が秩序やルールを乱す人と思われたくないタイプもいます。例えば支払い後に「未払いです」と言われてしまうのではと恐れ、お札の真ん中や端っこを少し破いて支払います。 そして本当に払ったかどうか気になった時は渡したお札を一度返してもらい、破れたところを確認します。不完全恐怖の体験談
私の強迫性障害は不完全恐怖というものでした。棚の扉をちゃんと閉めたり、本の角を揃えて置かないと気持ち悪かったり。 それが悪化すると、靴ヒモの左右の長さを揃えたり、本を出版社順に並べたり、玄関の靴をキッチリ並べたり。しっくりこないと最初からやり直すので何回もやり直すようになりました。 他には、会話中「相手にちゃんと伝わってるか?」っていう強迫観念がありました。そのせいで「さっき私〇〇って言ったっけ?」何度も聞くので相手が怒り出すほどでした。 それで仕事や人間関係に支障を来たし、受診することになったんです。どんな治療内容だったか?
私の場合、入院はせず外来通院で曝露反応妨害法を行いました。どんなことをしたかというと、左右高さが違うまま靴下を履いて過ごしたり、家族に玄関の靴や本棚の物をバラバラ…この続き(検査・治療方法)は会員登録をすると見ることができます。
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