まなび

第108回看護師国家試験

【老年看護学11】過去問を解いて”第108回 看護師国家試験対策”をしよう

2018/12/6

過去13年分の看護師国家試験の問題から分野別に10問をピックアップ。

解答だけでなく解説も載せているので、なぜその答えなのかも理解していきましょう。必修・一般・状況設定などは出題問題数も多いので、サクサク解いていくことで試験本番のシミュレーションもできます。

今回の出題分野は…

老年看護学

1問ごとに答えと解説をチェックするもよし、全問解いてからチェックするもよし。

さっそく問題を解いていきましょう!

第1問

Aさん(74歳、女性)は、右肺尖部癌と診断され、外科的治療は困難で、外来で抗癌化学療法を実施していた。半年後、胸壁への浸潤が進行したため、抗癌化学療法目的で入院した。Aさんは5年前に夫を亡くしてからは1人暮らしをしており、入院前は、近所に住むAさんの娘が毎日訪問していた。入院後、呼吸苦と前胸部の痛みに対して、緩和ケアチームが関わることを主治医がAさんに提案した。その後、Aさんは病棟看護師に「私は末期ではないのになぜ緩和ケアを受けるのですか」と尋ねた。病棟看護師の説明で適切なのはどれか。

答え:【3】

1.(×)緩和ケアは終末期特有のケアではない。
2.(×)我慢できるかどうかは関係なく、苦痛な症状を緩和するのが緩和ケアである。
3.(○)緩和ケアは病気の段階と関係なくつらい症状を緩和するケアである。
4.(×)麻薬の処方は緩和ケアチームの医師に限定されない。

第2問

Aさん(74歳、女性)は、右肺尖部癌と診断され、外科的治療は困難で、外来で抗癌化学療法を実施していた。半年後、胸壁への浸潤が進行したため、抗癌化学療法目的で入院した。Aさんは5年前に夫を亡くしてからは1人暮らしをしており、入院前は、近所に住むAさんの娘が毎日訪問していた。入院後、呼吸苦と前胸部の痛みに対して、緩和ケアチームが関わることを主治医がAさんに提案した。その後、Aさんは病棟看護師に「私は末期ではないのになぜ緩和ケアを受けるのですか」と尋ねた。
Aさんは抗癌化学療法を開始したが、副作用が強かったため、「治療をやめて家で過ごしたい」と希望し、退院した。退院後3日、訪問看護が実施された。訪問看護師が今後注意すべきAさんの症状はどれか。

答え:【4】

4.(○)肺尖部癌が胸壁に転移していることから、腕神経叢に浸潤して上肢の強い痛みが出現する可能性がある。
1.2.3.(×)肺癌が脳へ転移した時に生じる可能性がある。

第3問

Aさん(74歳、女性)は、右肺尖部癌と診断され、外科的治療は困難で、外来で抗癌化学療法を実施していた。半年後、胸壁への浸潤が進行したため、抗癌化学療法目的で入院した。Aさんは5年前に夫を亡くしてからは1人暮らしをしており、入院前は、近所に住むAさんの娘が毎日訪問していた。入院後、呼吸苦と前胸部の痛みに対して、緩和ケアチームが関わることを主治医がAさんに提案した。その後、Aさんは病棟看護師に「私は末期ではないのになぜ緩和ケアを受けるのですか」と尋ねた。
Aさんは現在、在宅酸素療法2L/分に加えて定期薬としてオキシコドン塩酸塩水和物徐放薬10mgを1日2回内服し、臨時追加薬としてオキシコドン塩酸塩水和物を使用している。訪問看護師がAさんに対して行う疼痛管理の指導として適切なのはどれか。

答え:【3】

1.(×)定期薬を内服することで痛みがコントロールされているので、内服を中止しないようにする。
2.(×)食事が摂れなくても定期薬を内服する。
3.(○)臨時追加薬の内服状況によっては、定期薬の量を調整することがある。臨時追加薬は2時間以上空けて追加内服するようにする。
4.(×)繰り返し臨時追加薬を使用しても効果が現れない場合は、定期薬の再評価が必要となるため、臨時追加薬を使用した日付と時刻を記録する。

第4問

Aさん(76歳、女性)は、夫と2人で暮らしている。これまで健康に生活しており、登山会への参加を趣味にしていた。3週間前に、散歩中に転び、殿部から腰背部にかけての痛みがあったが様子をみていた。Aさんは痛みのため臥床して過ごすことが多くなり、次第に足に力が入らず立ちあがりも困難になった。食事は夫が購入した弁当を残さず食べていた。2日前から1日中臥床するようになったため、夫の介助で受診し、腰椎圧迫骨折と診断され入院した。入院時のアセスメントで最も適切なのはどれか。

答え:【2】

1.(×)食事は残さず食べられており、嚥下困難はない。
2.(○)足に力が入らず立ち上がりが困難であることから、筋力の低下があると判断される。
3.(×)関節の強直に関する情報はない。
4.(×)痛みのために臥床していることが多いことから、痛みは我慢できる程度ではないと判断される。

第5問

Aさん(76歳、女性)は、夫と2人で暮らしている。これまで健康に生活しており、登山会への参加を趣味にしていた。3週間前に、散歩中に転び、殿部から腰背部にかけての痛みがあったが様子をみていた。Aさんは痛みのため臥床して過ごすことが多くなり、次第に足に力が入らず立ちあがりも困難になった。食事は夫が購入した弁当を残さず食べていた。2日前から1日中臥床するようになったため、夫の介助で受診し、腰椎圧迫骨折と診断され入院した。
入院後5日が経過し、Aさんは病室内を歩くようになったが、腰痛を訴えている。看護師が検討すべき事項として適切なのはどれか。

答え:【1】

1.(○)疼痛をとり、ADLの拡大をはかり、筋力を維持することが重要である。
2.(×)T杖は、膝や股関節に痛みがある場合に用いる。
3.(×)痛みをコントロールして離床につなげることが大切である。
4.(×)コルセットは体幹を支持するものであり、就寝中に用いても効果はない。

第6問

Aさん(76歳、女性)は、夫と2人で暮らしている。これまで健康に生活しており、登山会への参加を趣味にしていた。3週間前に、散歩中に転び、殿部から腰背部にかけての痛みがあったが様子をみていた。Aさんは痛みのため臥床して過ごすことが多くなり、次第に足に力が入らず立ちあがりも困難になった。食事は夫が購入した弁当を残さず食べていた。2日前から1日中臥床するようになったため、夫の介助で受診し、腰椎圧迫骨折と診断され入院した。
Aさんの経過は順調で歩行機能も回復したため、退院することになった。退院直後の生活指導として適切なのはどれか。

答え:【2】

1.(×)登山は負担が大きい。
2.(○)散歩を継続・維持することが大切である。
3.(×)歩行機能が回復しているため、リフトは必要ない。
4.(×)体幹の回旋運動は腰に負担をかけるため、腰痛の原因になる。

第7問

Aさん(78歳、女性)は、脳梗塞を発症し入院治療した後、回復期リハビリテーション病棟に転棟した。担当の理学療法士は、Aさんは早く自宅に帰りたいと熱心に歩行練習をしていると話していた。転棟後、1週を経過したころから、Aさんは疲労感を訴えて病室で臥床していることが多くなった。理学療法後の血圧と脈拍とに変動は見られない。肝機能と腎機能とに異常はない。Aさん、看護師および担当の理学療法士で検討する内容として最も適切なのはどれか。

答え:【1】

1.(○)理学療法を頑張りすぎて疲労が蓄積してしまったと考えられる。運動強度を軽減する必要がある。
2.(×)疲労が蓄積しているため、これ以上の訓練は追加しない。
3.(×)負担のない程度で理学療法を継続することが大切である。
4.(×)病棟での歩行回数を減らす必要がある。

第8問

Mini-Mental State Examination(MMSE)の説明で正しいのはどれか。

答え:【3】

1.(×)見当識、記憶力、計算力、言語的能力、図形的能力などを評価する。
2.(×)認知性のスクリーニング検査に用いられるが、確定診断に用いられるものではない。
3.(○)得点が低いほど機能が低い。
4.(×)見当識、記憶力、計算力などに関する質問への反応を評価する。

第9問

高齢者に多くみられる疾患とその症状および所見の組合せで正しいのはどれか。

答え:【3】

1.(×)見当識、記憶力、計算力、言語的能力、図形的能力などを評価する。
2.(×)認知性のスクリーニング検査に用いられるが、確定診断に用いられるものではない。
3.(○)得点が低いほど機能が低い。
4.(×)見当識、記憶力、計算力などに関する質問への反応を評価する。

第10問

介護保険におけるサービスの説明で正しいのはどれか。

答え:【3】

1.(×)通所介護では機能訓練を行うことができる。
2.(×)通所介護では医師の配置は必須ではない。
3.(○)通所リハビリテーションでは、利用者個々に応じた理学療法が提供される。
4.(×)介護保険は通所リハビリテーションの利用に適用される。


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