まなび
  • 公開日: 2020/1/25

【小児看護学15】過去問で看護師国家試験対策!小児の身体的な発達とは?

過去13年分の看護師国家試験の問題から分野別に10問をピックアップして出題!

今回の出題分野は…

小児看護学

小児の身体的な発達とは?小児期に起こりやすい疾患も復習!

無料会員登録をすると解答と解説も確認できます。なぜその答えなのかも正しく理解していきましょう。

それではさっそく問題を解いていきましょう!

第1問

Aちゃん(生後1カ月男児)は2日前から嘔吐があり、昨日は噴水様嘔吐が5回あったため外来を受診し入院した。Aちゃんは体重4,200g、体温36,8℃、呼吸数36/分、心拍数120/分である。眼球結膜に黄染を認めない。上腹部に腫瘤を触知する。Aちゃんの血液検査データは赤血球540万/ul、Ht45%、白血球10,100/ul、血小板58.6万/ul、アルブミン4.4g/dl、Na140mEq/l、Cl92mEq/l,動脈血PH7.48であった。Aちゃんは入院時にも胃液様の嘔吐がみられた。Aちゃんの現在の状態で考えられるのはどれか。

第2問

Aちゃん(生後1カ月男児)は2日前から嘔吐があり、昨日は噴水様嘔吐が5回あったため外来を受診し入院した。Aちゃんは体重4,200g、体温36,8℃、呼吸数36/分、心拍数120/分である。眼球結膜に黄染を認めない。上腹部に腫瘤を触知する。Aちゃんの血液検査データは赤血球540万/ul、Ht45%、白血球10,100/ul、血小板58.6万/ul、アルブミン4.4g/dl、Na140mEq/l、Cl92mEq/l,動脈血PH7.48であった。Aちゃんは入院時にも胃液様の嘔吐がみられた。
超音波検査と上部消化管造営の結果、Aちゃんは肥厚性幽門狭窄症と診断された。硝酸アトロピンによる保存療法で効果がなければ手術の予定である。硝酸アトロピンの静脈内注射を開始後、Aちゃんの嘔吐が消失したため授乳を再開した。授乳の方法で適切なのはどれか。

第3問

Aちゃん(生後1カ月男児)は2日前から嘔吐があり、昨日は噴水様嘔吐が5回あったため外来を受診し入院した。Aちゃんは体重4,200g、体温36,8℃、呼吸数36/分、心拍数120/分である。眼球結膜に黄染を認めない。上腹部に腫瘤を触知する。Aちゃんの血液検査データは赤血球540万/ul、Ht45%、白血球10,100/ul、血小板58.6万/ul、アルブミン4.4g/dl、Na140mEq/l、Cl92mEq/l,動脈血PH7.48であった。Aちゃんは入院時にも胃液様の嘔吐がみられた。
超音波検査と上部消化管造影の結果、Aちゃんは肥厚性幽門狭窄症と診断された。硝酸アトロピンによる保存療法で効果がなければ手術の予定である。硫酸アトロピンの静脈内注射を開始後、Aちゃんの嘔吐が消失したため授乳を再開した。
その後もAちゃんは嘔吐はなく体重も増加したため硫酸アトロピンの投与方法を静脈内注射から内服に変更することになった。母親に説明する内容で最も適切なのはどれか。

第4問

A君(8歳男児)は頭痛、食欲不振、全身倦怠感、肉眼的血尿および両眼瞼の浮腫を主訴に病院を受診した。1か月前に扁桃炎に罹患した以外は既往歴に特記すべきことはない。扁桃炎は抗菌薬を内服し軽快した。血液検査の結果、溶連菌感染後急性糸球体腎炎と診断されて入院した。入院時、A君は体温36.8℃、呼吸数20/分、脈拍80/分整で血圧132/80であった。A君の入院時の看護計画で適切なのはどれか。

第5問

A君(8歳男児)は頭痛、食欲不振、全身倦怠感、肉眼的血尿および両眼瞼の浮腫を主訴に病院を受診した。1か月前に扁桃炎に罹患した以外は既往歴に特記すべきことはない。扁桃炎は抗菌薬を内服し軽快した。血液検査の結果、溶連菌感染後急性糸球体腎炎と診断されて入院した。入院時、A君は体温36.8℃、呼吸数20/分、脈拍80/分整で血圧132/80であった。
入院3日目。両眼瞼の浮腫、肉眼的血尿は続いていた。看護師がバイタルサインを測定しているとA君は「頭が痛い。気持ちが悪い」と訴えた。A君は体温36.8℃、呼吸数20/分、脈拍88/分、血圧142/86 であった。この状況からA君に起こりうる症状で注意するのはどれか。

第6問

A君(8歳男児)は頭痛、食欲不振、全身倦怠感、肉眼的血尿および両眼瞼の浮腫を主訴に病院を受診した。1か月前に扁桃炎に罹患した以外は既往歴に特記すべきことはない。扁桃炎は抗菌薬を内服し軽快した。血液検査の結果、溶連菌感染後急性糸球体腎炎と診断されて入院した。入院時、A君は体温36.8℃、呼吸数20/分、脈拍80/分整で血圧132/80であった。
入院後2週間が経過した。症状は軽快したが床上安静は続いている。仲が良かった同じ病室の児が退院してA君はイライラして母親をたたくこともある。A君の母親は毎日昼食後から夕食後まで面会をしている。A君のストレスに対して看護師の対応で適切なのはどれか。

第7問

Aちゃん(2歳4か月女児)は母と会社員の父と3人で暮らしている。Aちゃんは脳性麻痺で寝たきりのため全介助で在宅療養をしていた。3か月前に誤嚥性肺炎を発症して緊急入院し気管切開をして人工呼吸器を装着した。現在呼吸状態は安定しているが啼泣時に気道閉塞があるため夜間のみ人工呼吸で呼吸管理を継続することになった。Aちゃんは自宅に戻って訪問看護を利用する予定である。身体障害者手帳1級を所持している。Aちゃんの家族に必要な人工呼吸器による呼吸管理の指導の内容で適切なのはどれか。

第8問

Aちゃん(2歳4か月女児)は母と会社員の父と3人で暮らしている。Aちゃんは脳性麻痺で寝たきりのため全介助で在宅療養をしていた。3か月前に誤嚥性肺炎を発症して緊急入院し気管切開をして人工呼吸器を装着した。現在呼吸状態は安定しているが啼泣時に気道閉塞があるため夜間のみ人工呼吸で呼吸管理を継続することになった。Aちゃんは自宅に戻って訪問看護を利用する予定である。身体障害者手帳1級を所持している。Aちゃんの家族への指導は順調に行われ退院することになった。Aちゃんの退院に向けて訪問看護師が連携をとる職種はどれか。

第9問

Aちゃん(2歳4か月女児)は母と会社員の父と3人で暮らしている。Aちゃんは脳性麻痺で寝たきりのため全介助で在宅療養をしていた。3か月前に誤嚥性肺炎を発症して緊急入院し気管切開をして人工呼吸器を装着した。現在呼吸状態は安定しているが啼泣時に気道閉塞があるため夜間のみ人工呼吸で呼吸管理を継続することになった。Aちゃんは自宅に戻って訪問看護を利用する予定である。身体障害者手帳1級を所持している。Aちゃんの家族への指導は順調に行われ退院することになった。Aちゃんの母親から「家で育てることがこんなに大変だとは思わなかった。疲れました」と訪問の際に訴えがあった。Aちゃんの母親の話を聞いた後の訪問看護師の対応として最も適切なのはどれか。

第10問

A君(6歳)は、慢性疾患の治療のため入院して1か月が経過した。A君に感染のリスクはない。母親がA君に面会をしている間、兄のB君(10歳)は、病棟の出口のロビーで母親の帰りを待っている。看護師がB君の近くを通ると、B君は看護師に「弟の様子はどうですか。弟に会えなくて寂しいです」と言う。この家族への支援で最も適切なのはどれか。


無料会員登録をして
解答と解説を確認しましょう。

会員登録(無料)
すでに会員の方は、解答と解説は↓2ページ目↓で

関連記事