まなび

ほすぴぃの臨床看護事例を覗き見

「糖尿病」の看護事例を見てみよう

2018/3/16

臨床看護シミュレーションアプリの「ほすぴぃ」では、様々な疾患を持つ患者さんの臨床看護を体験できます。
ほすぴぃは医療者完全監修☆本格的に楽しく学べるのに、なんと無料!
ここでは糖尿病の患者さん、剛さんの入院前看護を少し覗き見してみましょう。
こんにちは!
わたしの名前は「こなす」、ほすぴぃで看護師さんに寄りそうプリセプターのような妖精のような存在。
これからよろしくね!
まず、基本的なことを確認しよう。
看護過程で大切な「SOAP」。何か分かる?

【S】主観的情報。患者さんの話など。
【O】客観的情報。観察・検査など。
【A】アセスメント。分析・評価。
【P】看護計画。

それではこの患者さんの入院前の様子を見ていこう!

糖尿病の患者さん「剛さん(66歳)」

う…
公園のベンチにて意識消失。
通行人が救急要請。
通行人「ベンチで動かずに顔色が悪かったので、心配して行ってみると、意識がないことに気づきました。手元にはビニール袋に入った缶ビールが数本ありました。」
顔面蒼白、全身に冷汗、振戦あり。
意識障害あり。
「脳卒中の症状は明らかではなく、低血糖発作による低血糖性昏睡の疑いがある」と救急隊より情報あり。
■3年前
発症時に当院糖尿病内科受診、2型糖尿病と診断を受ける。
治療の履歴あり。
■半年前
受診履歴あり。
受診の3ヶ月前から内服薬がなくなっており、処方した。
剛さん、昨夜は食事をほとんど摂らずに、夜中からビールや焼酎などお酒を大量摂取していたみたい…。

糖尿病は、体内のインスリンの量や作用が不足して高血糖状態が続く病気。約95%を占めているのが2型糖尿病なんだ。中高年に多い疾患だよ。
1型は自己免疫が発症因子としてあげられるのに対して、2型は生活習慣が大きく関わっている。食事や運動療法が効果的だね。

剛さんは低血糖昏睡に陥っているね。低血糖ってどんな状態か分かるかな?なんで高血糖が続く病気なのに低血糖になっているんだろう。

低血糖とは、血液中のブドウ糖の濃度が低い状態。それが長く続くと意識障害を起こしてしまう。
糖尿病の患者さんは血糖値を上げる力も不足しているよ。インスリンの分泌能力と同じように、血糖値を上げる作用のある拮抗ホルモンの分泌能力も低下している場合が多いんだ。剛さんは、食事の量が少なくて、低血糖の状態になったんだね。

糖尿病の症状は分かるかな?

高血糖と低血糖の症状をどちらもおさえておこう。
糖尿病は無症状で発見されることも多い病気だよ。

■高血糖症状
全身倦怠感、口渇、多飲、多尿
…etc

■低血糖症状
発汗、手足の震え、動悸、不安感、悪心、空腹感、霧視、頭痛
…etc

病名をみると尿糖が出てそうだよね。でも、軽度の場合は出ないこともあるんだ。
この看護では2型糖尿病の血糖コントロールと、患者教育に着目して看護を進めていくよ!
剛さんは今、意識が混濁している状態。まずは低血糖の治療をおこなうことが優先されるね。
並行して、血糖コントロールを適切におこなっていくために、HbA1cの値をみたり、精密検査をおこなって糖尿病の状態を確認していこう。

入院前の情報確認は以上だよ!
入院してからの看護は「ほすぴぃ」で。
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②患者さんを受け入れてね。
③続きの看護をしてみてね!

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